内容説明
戦争をはさんだ時代に起きたウォール街の盛衰と痛みを伴う再生を描いた劇的な年代記。ビジネス作家のなかでも傑出した一人であるジョン・ブルックスが、史上最もよく知られた金融市場のドラマである1929年の世界大恐慌とその後遺症の雰囲気を完璧に伝えている。
目次
序章―爆破事件
「独裁政治」という名のティッカー
貴族社会
サルに近い人間たち
すべてが崩壊する
救世主現る
ぐらつく金本位制
ワシントンの試練
失墜した白馬の騎士
ホイットニーの横領
悲劇の結末
最終幕
著者等紹介
ブルックス,ジョン[ブルックス,ジョン] [Brooks,John]
『ニューヨーカー』のスタッフライターで、ビジネスやウォール街について書いた著書がある
長尾慎太郎[ナガオシンタロウ]
東京大学工学部原子力工学科卒。北陸先端科学技術大学院大学・修士(知識科学)。日米の銀行、投資顧問会社、ヘッジファンドなどを経て、現在は大手運用会社勤務
山下恵美子[ヤマシタエミコ]
電気通信大学・電子工学科卒。エレクトロニクス専門商社で社内翻訳スタッフとして勤務したあと、現在はフリーランスで特許翻訳、ノンフィクションを中心に翻訳活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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