内容説明
株式市場以外であれば、物事には常に2つの側面がある。しかし、株式市場では1つの側面しかない。つまり、正しい側にいなければ、儲けることはできないのである。マーケットの状況次第では、空売りが正しい側である場合がある。しかし、空売りのポジションをとるには本当の知識、市場でのノウハウ、そして大きな勇気が必要である。空売りの仕組みは比較的簡単なものだが、多くのプロも含めほとんどだれも空売りの正しい方法を知らない。ウィリアム・オニールは本書で、効果的な空売り戦略を採用するために必要な情報を提供し、詳細な注釈付きのチャートで、最終的に正しい方向に向かうトレード方法を示している。
目次
第1部 いつ、どうやって空売りするか(空売り;正しい相場環境での空売り;上昇すれば必ず下落する;主要な株価指数の利用方法 ほか)
第2部 空売りの構造
第3部 最高の空売りのモデル(シスコ・システムズ;ルーセント・テクノロジーズ;カルパイン・コーポレーション;ヤフー ほか)
著者等紹介
オニール,ウィリアム・J.[オニール,ウィリアムJ.][O’Neil,William J.]
個人投資家の際立った擁護者であり、投資で成功するために革新的で、信頼できる実効的なツールと方法を個人投資家に提供している。1963年にニューヨーク証券取引所の会員権を購入し、いまや500以上の機関投資家の顧客を持つ彼自身の投資会社であるウィリアム・オニール・アンド・カンパニーを始める原動力となったCAN SLIM投資分析ツールの解説を行っている。1984年に創刊したインベスターズ・ビジネス・デイリー紙は、多くの投資家に毎日高度な証券市場のデータを提供しており、またそのウエブサイトでは正しい投資の基本的な原則について個人投資家に啓蒙を行っている
モラレス,ギル[モラレス,ギル][Morales,Gil]
1981年にスタンフォード大学を卒業し、1991年にメリル・リンチでブローカーとして投資業界でのキャリアを始めた。その後1994年ペインウェバーに移り、同社の稼ぎ頭となり、ウィリアム・オニール・アンド・カンパニーにスカウトされた。現在ウィリアム・オニール・アンド・カンパニーのバイスプレジデント兼チーフマーケットストラテジストであり、また同社の株式の一部の運用に責任を持つ社内ファンドマネジャーとしても活躍している
鈴木一之[スズキカズユキ]
インフォストックスドットコム、リサーチ部・チーフアナリスト。1983年千葉大学卒業。大和證券にて株式トレーディング室に配属され、以降ほぼ一貫して株式トレードの職務に従事。バブル前夜から崩壊後まで、相場の最前線にいた。2000年5月、インフォストックスドットコムに入社。現職に就く。同社の主催する投資教育セミナーで講師を担当するほか、ウエブサイト「ストックキャンパス」を通じて、日米の株式市況分析を行っている
西村嘉洋[ニシムラヨシヒロ]
京都大学情報工学修士、ロンドン大学金融経済学修士。米国大手企業にてファイナンス・IT、サプライチェーン、電子商取引関連のマネジャーとして各国で勤務。現在はITコンサルティングのかたわら、金融、経済、IT関連を中心に翻訳を行っている。IEEE通信学会/コンピュータ学会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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