フェニックスシリーズ<br> 進化心理学から考えるホモサピエンス―一万年変化しない価値観

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フェニックスシリーズ
進化心理学から考えるホモサピエンス―一万年変化しない価値観

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784775942055
  • NDC分類 140
  • Cコード C0011

目次

序章 人間の本性を探る
第1章 進化心理学について
第2章 男と女はなぜこんなに違うのか
第3章 進化がバービー人形をデザインした―セックスと配偶者選びについて
第4章 病めるときも貧しきときも?―結婚について
第5章 親と子、厄介だがかけがえのない絆―家族の進化心理学
第6章 男を突き動かす悪魔的な衝動―犯罪と暴力について
第7章 世の中は公正ではなく、政治的に正しくもない―政治と経済と社会について
第8章 善きもの悪しきもの、醜悪なるもの―宗教と紛争について
第9章 おわりに―いくつかの難問

著者等紹介

ミラー,アラン・S.[ミラー,アランS.] [Miller,Alan S.]
2003年1月、多くの人々に惜しまれつつ、44歳の若さで亡くなるまで、北海道大学大学院文学研究科(行動システム科学講座)の教授を務めた。ワシントン大学社会学部の盟員准教授でもあった。カリフォルニア大学ロサンゼルス校を卒業後、ワシントン大学で博士号を取得。ノースカロライナ大学シャーロット校、フロリダ州立大学で教壇に立った。最後の勤務先となった旧帝大系の名門国立大学である北海道大学では、外国人として初めて終身教授の地位を与えられた。北大の行動システム科学講座は、日本の進化心理学研究のメッカに数えられる。犯罪、反社会的行動、宗教、比較文化、社会心理などのテーマで、権威ある学術誌に25を越える論文を発表

カナザワ,サトシ[カナザワ,サトシ] [Kanazawa,Satoshi]
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカルサイエンス経営学准教授。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンおよびロンドン大学バークベック・カレッジ心理学部名誉研究フェロー。ワシントン大学で修士号、アリゾナ大学で博士号を取得(いずれも社会学)。社会学に進化心理学の視点を持ち込んだ初の社会学者となる。社会学のすべての主要分野(社会学、心理学、政治学、経済学、人類学)、および生物学の権威ある学術誌で、進化心理学の論文を発表。70を越える論文・文献の一部の章を執筆している。現在、学術誌『Evolutionary Psychology』『Journal of Social,Evolutionary,and Cultural Psychology』および『Managerial and Decision Economics』の編集委員を務めている

伊藤和子[イトウカズコ]
早稲田大学第一文学部卒業。創刊時よりニューズウィーク日本版の翻訳、編集、ナショナルジオグラフィック日本版の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lily

80
いかに男性は下半身の支配下にあるか、よく理解できる。全ての言動は思考と血流を重心に集められることによるんだね。性愛がなくなれば仏様?!世界は止まったみたいに静かになるのかな。中性的な世界だったら生きやすい女性は増えるのかな。迷惑な話も減るが退屈してしまうのかな。2021/04/02

Yuma Usui

35
人間が進化の上で獲得した生殖戦略に基づく男性と女性の心理について解説した一冊。恋愛工学が女性の生殖戦略に関する心理を応用した「工学」なら進化心理学は女性(男性も)の生殖戦略に関する心理そのものを「理学」として学ぶことに相当しそう。統計的な一般論のため個別ケースに適用できないが、男性と女性の心理的傾向を知ることは有意義なことと思う。脳も筋肉と同様特別な器官ではなく、心理や感情、精神も環境や性淘汰に何百万年も適応してきた結果との見方は人間を特別視せず動物(ホモサピエンス)として受け入れる素地になると思う。2019/12/10

ネジ

31
★★★☆☆ 進化生物学の視点で人間の欲望、男女の考え方の違いを考察した内容。新しく興味深いが、考察に少々無理がある気がした。進化論の世界は検証が難しいため、慎重に論を進める必要があると感じた。今後、統計データと考察を埋める新しい事実が出てくることを期待する。 ①男女の価値観の違いは文化のみでは説明できず、遺伝的な原因がある。 ②男性が女性の容姿に魅力を感じる要素は繁殖価の高さを感じさせるかで決まる。 ③進化心理学では肉体に関する研究は進んでいるが、賢さや人柄など数値化しにくい要素の研究は進んでいない。2023/11/20

yutaro13

29
進化心理学に興味を持ったのは本書の推薦をしている橘玲氏の紹介もあるが、進化心理学者ロバート・ライト『なぜ今、仏教なのか』の影響が大きい(奇しくも本書の著者が入門書として勧めるのがライトの著作)。人間が不合理な行動を取るのはなぜかを説明するのが進化心理学だとすれば、ライトはその不合理さを乗り越える可能性として仏教の瞑想を語っていた。そこから私の興味は仏教の思想・実践へ偏っていたが、そろそろ進化心理学そのものを学ばねば、と思って手に取ったのが本書。前置き長すぎて本書の紹介ができなくなる読メあるあるパターン。2020/08/14

のえる

22
図書館本。メンタリストDaiGo氏お薦め本。 なるほど、それも一理ありそうだなと頷ける箇所も所々あった本書。 生物進化の視点、進化心理学の視点からセックスと配偶者選び、結婚と家族、犯罪と暴力、政治と経済と社会、宗教と紛争、男女の性について述べた一冊。 Q&A形式で実例を挙げて紹介。 2020/11/13

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