内容説明
あらゆる業種のセールスパーソンに向けて、モノを「多く、早く、簡単に」売るためのアイデア、戦略、テクニックを紹介する。著者も営業の仕事を始めた当初はどれだけ多くの客先をまわっても成績はあがらなかったが、社内のトップセールスの営業方法などを学ぶことで、売れるには明確な「理由」があることに気づく。そして著者は成功者のテクニックを学び、実践し、発展させることで全米屈指のセールスパーソンになった。本書は、著者が自らの経験をもとに獲得した営業のノウハウを伝授している。
目次
1 モノを売ることは心理戦
2 モノを売るために目標を設定し、そのすべてを達成する
3 人がモノを買う理由
4 クリエイティブなセールス
5 アポイントメントを増やす
6 提案のパワー
7 商談をまとめる
8 セールスの成功のための10個の鍵
著者等紹介
トレーシー,ブライアン[トレーシー,ブライアン] [Tracy,Brian]
1944年、カナダ生まれ。カリフォルニア州サンディエゴに本拠を置く人材養成ビジネス会社BRIAN TRACY INTERNATIONAL INCの会長兼CEO
早野依子[ハヤノヨリコ]
1970年、鎌倉市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。出版社勤務を経て、青木日出夫氏に師事し、翻訳を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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このこねこ@年間500冊の乱読家
2
⭐⭐⭐ ちょっと強引なところもあり、作者の経験論が強いところもありますが、それでも大いに参考になる営業本。 テクニックもそうですが、まずはメンタル面。 自分はトップセールスになれるんだという想いを持つことも大事ですね。2020/08/18
ushikubou
0
人がモノを買うのはなぜか?セールスをする際に最も考えるべき問いである。営業で成果を上げるためには、人間の心理、感情への深い洞察が必要となる。人はモノを買うのではなく、モノによって得られることにお金を払うからだ。そしてセールスの場で相手が動くポイントを的確につくには、まず自分自身が健全なセルフイメージを持ち自然体でないと始まらない。販売の神様ブライアントレーシーは、これらの原則を細かく実践できるレベルまで落とし込みノウハウ化している。読んでいると、自分もセールスができるのではないか、という気になってくる。2017/08/26