内容説明
カリスマ・ナンパアーティストの著者が、真実の愛と心の平穏を見つけるまでの、苦悩と波乱に満ちた4年間の記録。
目次
プロローグ 伏せたカード
1 背信
2 モノガミー
3 新しい恋愛スタイル
4 アンヘドニア―感情喪失
5 自由
エピローグ ワイルドカード
著者等紹介
永井二菜[ナガイニナ]
映像翻訳、海外タレントのインタビュー等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mintia
8
陰陰滅滅しながら読みました。でも、「ザ・ゲーム」とセットで読んで良かった。2018/06/05
moshi
6
ナンパの指南本がベストセラーになった著者がセックス依存症を治す話。泣けた!「セックス依存症を治す話」というよりは「過去の傷に向き合い、精神的に自立して大人になる、著者の成長物語」。リハビリ施設から始まり、自分に合った恋愛スタイルを求めて、スワッピングやらハーレムやら色々試すものの、幸せになれない著者。恋愛ってなんだろう。著者が幼少期の傷を掘り起こしていく様子はグロテスクとも言えるくらい、エグい。普通に見える家庭がこんなにも歪んでいて、本人もわからないところでこんな影響を及ぼしているなんて、子育てが怖くなる2018/03/22
mkk
3
4Pの一生よりも、相手を受容することで得られる笑いの一生のほうが価値があるというのが結論(?)。前半の更生施設での記述が「失踪日記2」でのアルコール中毒者用病棟の描写と重なる。各論的なところでは「セックス依存症の約9割は男性で、それは執着の対象を外に求めるため」「摂食障害の約9割は女性で、それは執着の対象を内に求めるため」が興味深い。浮気の言い訳として「前頭葉が発達していないんだ」は秀逸。2017/10/07
手遅れ
2
性愛と自身の心の傷に関する徹底的な探求の話。答えが見つかったと思った矢先、やっぱりそれは間違いだったかもという疑念が浮上してくる。そのループが何度も繰り返された後、ラストでバタバタと片がつきハッピーエンドを迎える。 どんなスタイルが自分にあうのかは結局人それぞれで試行錯誤を続けるしかないのだろうけど、その探求のためのガイドブックとしてとても有益な本だと思う(著者みたいな境遇でもなければ、実地でここまで恋愛にリソースを割くのって難しそうだし)。ただし完全に男性向け。あと誤字脱字や意味の通らない文が結構ある。2019/12/08