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内容説明
京の平和を祈る“奉納舞”を控え、舞手が次々と病に伏せるという事件が起きていた。そんな折、龍神の神子・元宮あかねは、内裏の舞殿で多季史と名乗る、ひとりの舞手に出会う―。神子として生きることに葛藤するあかね、自らに巣食う怨霊の声に苦悩する季史、次々と起きる怪異に翻弄され、壊れてゆく八葉の絆、そしてあかねと季史の恋の行方は―。劇場公開された「遥かなる時空の中で舞一夜」の原案プロットからノベライズ!激しくも切ない、もうひとつの舞一夜がここに誕生。
著者等紹介
矢吹ましろ[ヤブキマシロ]
千葉県在住。フリーライター、シナリオライターを経て、『遥かなる時空の中で 舞一夜』でGAMECITY文庫より作家デビュー。ゲームシナリオや書評など、多方面に渡って活躍中のクリエイター集団『おはなし屋本店』に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆめ
13
数年前に劇場版を見て、大号泣したのは良い思い出。浄化のシーンは劇場版とは少し違ったけど、これはこれで良かったという印象。神子として役目を果たせないまま、八葉にただ守られているだけのような無力感に苛まれて、自分で自分を追い詰めていく描写がとても丁寧で良かった。季史もまた、幼少期の悲しい過去の話が詳しく描かれていて、より一層物語の切なさが増している。業火に焼かれても尚、舞い続けるという意思の強さが彼の死を招き怨霊になってしまったのだとしても、あかねに出会い初めて自分自身を受け入れてもらえた彼は幸せだったはず。2015/10/26
若黎
0
部屋の一角から発掘したので。友雅がすきだったんだよね。2014/12/06
なかがわみやこ
0
一番先に読んでよかった。湿気が多くて駄目でした。2010/04/03
雪音
0
映画・ゲーム・舞台。全部見たけどこれも違った意味で感動した。季史には幸せになってほしい。