マグノリアブックス<br> フィリックスエヴァーアフター

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マグノリアブックス
フィリックスエヴァーアフター

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784775530153
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

■ストーンウォール賞児童YA文学部門オナー賞受賞(2021年)
■タイム誌が選ぶ最もすぐれたYA作品100冊選出

 フィリックス・ラヴはイラストレーター志望のトランス少年。大学受験のプレッシャーで大スランプに突入中、自分が男かどうかもよくわからなくなってきて、頭のなかは大混乱。ある日、学校で何者かに過去の秘密をばらされたフィリックスは、みずからおとりになって復讐に乗り出す。
 正体不明の犯人、性別移行後の名前を呼んでくれない父親、親友と宿敵とのありえない三角関係。LGBTQ+コミュニティの面々に囲まれながら、忘れられない17歳の夏がはじまる。

 トランスで、黒人で、クィアの自分に、愛される価値はあるの? 自分自身を発見しつづけるフィリックスの成長と初恋をみずみずしくパワフルに描いた青春小説。

内容説明

フィリックス・ラヴはイラストレーター志望のトランス少年。大学受験のプレッシャーで大スランプに突入中、自分が男かどうかもよくわからなくなってきて、頭のなかは大混乱。ある日、学校で何者かに過去の秘密をばらされたフィリックスは、みずからおとりになって復讐に乗り出す。正体不明の犯人、性別移行後の名前を呼んでくれない父親、親友と宿敵とのありえない三角関係。LGBTQ+コミュニティの面々に囲まれながら、忘れられない17歳の夏がはじまる。

著者等紹介

カレンダー,ケイセン[カレンダー,ケイセン] [Callender,Kacen]
児童、ヤングアダルト向け、ファンタジー作品で知られる作家。全米図書賞、ラムダ賞など多数の受賞歴がある。本作『Felix Ever After』はストーンウォール賞児童YA文学部門オナー賞受賞、「タイム誌が選ぶ最もすぐれたYA作品100冊」に選出され、初めての日本語翻訳作品となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chang_ume

7
高揚感。クィアの現状に啓蒙されつつ、主人公が描き出したセルフポートレートに胸を打たれた。アイデンティティの問題と一言でまとめられるかもしれませんが、それは実に可塑性に富んだもので、多くの葛藤を生みながら、脆くも壊れてしまう。しかしそれでも許容できないものは、やはりできない。有耶無耶にしてはならない。それを敢然と表明したことも重要です。「正しさ」にバックラッシュも生まれる昨今ですが、しかし内省と他者は表現を豊かにするのだとこの作品が伝えてくれる。ずっと、この手を離さないで。この言葉で終えられてよかったね。2024/04/12

ユキタ

3
図書館。性自認の話であると同時に、普遍的な愛の物語だった。どうしたら愛に気づくのか、愛するのか、愛せるのか、愛されるのか、愛を受け入れるのか。さまよえる17歳のトランスジェンダーでなくとも、誰もが答えを探し続けてるテーマだ。ぶっ通しで読む気力も時間もないのでぶつ切りで読み進めたけど、読めてよかった1冊。フィリックスの持つもう1つの意味が明かされてタイトルが輝く。私の好きな言葉です。2023/06/08

lyrical_otoca

1
トランス男性の書いたトランス男性のティーンが主人公のクィア小説。性的移行をする前の写真をバラしたのは誰か?というミステリー要素を軸にティーンの思春期特有の性自認の揺らぎを書いた青春小説の傑作。クィア小説だけどクィアを雑に神聖視してないのが好感持てる。ちゃんと生きてる人間が書かれてるのでティーン向けの青春小説として面白かった。2024/04/14

一乃

0
思春期ならではの不安定かつ突っ走ってしまうテンションにはらはらしつつも、切実に愛されたいという気持ちと向き合う登場人物を応援しながら読んだ。 この作品にはまた、同じLGBTQ+コミュニティの中にも偏見や誤解が存在することを書いている。勿論自分と完全に感覚が一致する人などいないかもしれない、けれども互いに理解しようとすることの大切さがそこにはある。また最終的には、愛すること、愛されることの大切さは誰にとっても変わらないのだと思う。2023/10/09

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