内容説明
私の息子になにがあったのか?私は何をまちがえたのだろう―息子のニックが薬物依存症になって以降、デヴィッドの頭を悩ますのはそれらの疑問だ。かつてのニックは喜びにあふれたチャーミングな少年で、スポーツや勉強に秀でていた。母親の異なる弟と妹にも慕われ、自分たち家族は幸せだった。けれど、ニックがマリファナを吸いはじめ、ついには覚醒剤に手を出したとき、デヴィッドの幸せな世界は崩壊した。デヴィッドはニックを救うため、あらゆる治療法を探すが―。父と息子による依存症との闘いと、家族の絆の大切さを描いたノンフィクション。
著者等紹介
シェフ,デヴィッド[シェフ,デヴィッド] [Sheff,David]
『ニューヨーク・タイムズ』、『ローリングストーン』、『ワイアード』など、多くの出版物に執筆が掲載されている。継続的に依存症の科学に関する調査と報告をおこなってきたことで、『タイム』の“世界でもっとも影響力のある人”のリストに載った
市ノ瀬美麗[イチノセミレイ]
金沢大学卒業。途上国支援にも興味を持ち、国際NGO団体の翻訳ボランティアにも携わる。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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