プリズム文庫 オレがオメガなんてありえない、よな？

若月 京子【著】

オークラ出版（2019/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 251p／高さ 16cm
• 商品コード 9784775528501
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

第一志望の大学に合格し、新生活を開始した颯太。入学してすぐ、幼なじみの慶介も同じ大学だと気づく。当時は病弱でか細い体の美少女にしか見えなかった慶介が、今ではすっかり長身の美丈夫だ。そんな彼をいくら壊かしく思っても、颯太は声はかけられない。慶介はこちらを覚えていないかもしれないし、希少なアルファの彼にベータの颯太から接触するのは躊躇われて―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[黎明卿（禍腐渦狂紳士タッキー）]

【可愛いな、颯太……なんて、可愛いんだろう……ぼくの、大切な番（慶介）】エロス度★★★★★慶介×颯太♡オメガバース作品。幼馴染みのアルファとベータの2人が大学で再会、慶介の強過ぎる颯太への想いによって彼をベータからオメガに変えてしまうまさにラブの奇跡！ストーリーは慶介による溺愛がこれでもかと盛り込まれた痛くないオメガバース作品となっており、バース性がオメガになり発情してしまった颯太が他のアルファに襲われることなく慶介と早々に番になれたのは本当に幸運。ベータからオメガに変わり、自分の身体の（続）

2019/04/04

[しましまこ]

腹黒アルファの王子様×餌付けされちゃった食いしん坊オメガくん。願望達成能力…スゴ過ぎるよ。

2019/03/25

[ちょこ]

【紙】どんだけ執着してんだろうと思う。3回の検査でバース性はベータ判定だったのに攻めの恋心でバース性をも変えてしまう。二人とも小さな頃から好き同士だったようなので、まぁ幸せ展開ではあるものの平凡を願う受けは大変だわ。食いしん坊で美味しい食べ物が出たり夕飯の話が出るところっと転がされているので、攻めにうまい具合に転がされ続けるんだろうなぁ。

2019/03/30

[ことのは]

攻が王子と庶民派の受。元は幼なじみという設定は好きなんだけど、ベータ→オメガになった理由が「それやるとなんでもありなんじゃ…」っていう気もする。 ただ、王道な展開なので深く考えずにサラッと読める。

2019/12/07

[多崎(旧とち)]

会話が見ていて楽しい。あとは料理の描写が美味しそうで、お腹がすいてくる。こんなに美味しいって言いながら食べてくれる子がいると作った方も一緒に食べる方も楽しいだろうなあ。 αがβをΩにしてしまうのだけど、無自覚なので腹黒さがそこまでないような……

2020/04/19