内容説明
こどもといっしょに絵を鑑賞したら、どんなにたのしいことでしょう。まっさらな目にうつる名画は、きっと「なぜ?」「なに?」でいっぱい。奇想天外でユニークな視点に満ちていることでしょう。そこには意外な気づきも待っています。見落とすなんてもったいない。たとえば日本でも人気の高い、オランダを代表する画家・フェルメールの絵を、こどもはどう観るでしょうか。「こどもに読み聞かせて」、こどもと絵について話したり、「大人が自分で読んで」、こどもの視線で絵を観てみたり。さあ、ミッフィーといっしょに、名画を観ていきましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
156
ミッフィーと一緒にフェルメールの名画を観る。「うでがずいぶんふといのね」「おまえはどんな色がすきかい?」ミッフィーの素朴な感想ととうさんの受け答えに肩の力が抜けて、一枚一枚楽しく観賞できました。最後の解説でまたじっくりと再度観賞。ほっこり癒しも感じられる一冊でした。2020/12/10
momogaga
86
「こどもと絵で話そう」シリーズは、読むたびにハットさせられます。子供の見方の違いを比較することで新たな発見があるんですね。大好きな美術館に今度行く時は、子供の目で見てみよう。ミッフィーって奥深いな。2017/03/05
hnzwd
85
フェルメールの絵についてのミッフィーの冷静なツッコミが。。ミッフィーの絵本自体久しぶりなので、こんなキャラだったのかが曖昧です。。フェルメールに対する愛は、、それほど感じませんが、フラットな目で見るのがテーマな感じも。2017/03/12
yanae
83
大好きなフェルメールがまさかのミッフィーとコラボ♡お気に入りさんのレビューを見て迷わず手に取りました。子供と一緒にフェルメールの絵を鑑賞する目的の絵本。絵に関するミッフィーちゃんの子供らしい問いかけに、ミッフィーちゃんのお父さんが分かりやすく答えていく会話方式です。大人が読んでもフェルメールの絵の解説がわかりやすくてすごくいい。そこまで詳しいわけじゃないけど。小難しく解説とかではなく、子供が絵に興味をもってくれる一歩になるような素敵な絵本だと思います♡他にもあるのか調べたい!2019/01/16
☆ゆう☆
82
大好きな友達に贈った一冊☆そして、それをお借りした(>ω<)。以前、一緒に「手紙を読む青衣の女」を見に行ったことを思い出し、今度、「真珠の耳飾りの少女」を見に行く計画に胸を躍らせながら読了。“ミッフィー”と“フェルメール”、私にとっては最高のコラボ。絵画を見ると、解説も気になる。けれど大抵の解説書ってなんだか堅苦しい…そんな悩みを払拭。ミッフィーレベルまでかみ砕かれた解説が分かりやすい。人物のしぐさや表情、感情の動きに敏感に反応し、素直に突っ込むミッフィー。なんとも心地よい。2012/07/21
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