内容説明
イングランド貴族の娘でありながらも、不名誉な出来事からハイランドのマクアーウィン氏族のもとで暮らす未亡人のグウィネスは、敵対するマクグラスの民たちが死んでいるのを見つける。だが、ただひとり瀕死の男がいた。その男は平和協定書を持ち、指に印象指輪をはめていることから、マクグラスの族長かもしれないと考える。これ以上の死を見たくないグウィネスは、自らの危険もかえりみずに彼を助けることにする。もし敵をかくまっているとマクアーウィンの族長に知られたら自分は殺されてしまうだろうとわかっていても、助けずにはいられなくて…。
著者等紹介
シンクレア，ヴォンダ［シンクレア，ヴォンダ］ ［Ｓｉｎｃｌａｉｒ，Ｖｏｎｄａ］
数々の賞にノミネート、または受賞したベストセラー作家。ノースカロライナ州の山間部で暮らす
出水純［デミズジュン］
翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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くまた
2
再読。の割には全く覚えていなかった。治療師のグヴィネスが戦場で負傷したアラステアを見つけ助けた事がマクアーウィンの族長に知られて殺されそうになったため、息子を連れて彼のマクグラスのクランに逃れ族長のアラステアに保護されるお話。自分を未婚の母にした侯爵が息子を手に入れようと画策したり、逃れたクランでいきなり殺されかけたり、彼女を勘当した伯爵が出てきたり色々エピソードがてんこ盛りでテンポは良いんだろうけど、グヴィネスが偽善的で勝手だな～と印象が付いて回りいまいち楽しめなかった。特に最後のほうが酷すぎる。2018/05/18
mum
0
グウｲネス…急転直下?こんな心変わりをするなんて‼したたかで、めんどくさい女!!勇猛果敢な戦士の、アラステアの情けない程の、一途さ!!2016/07/02
