出版社内容情報
医者と患者はなぜすれ違うのか。誤診が起こる理由とは。心身と眼を診る心療眼科医が患者目線で綴る、よりよい医療との付き合い方。
心身と眼の関係を診る「心療眼科医」が、数値と薬頼みでは解決しない問題を徹底考察。誤診が起る理由とは。信頼できる医者の見分け方、病院をたらい回しにされない秘訣…。患者と医療の新しい関係がここにある!
【著者紹介】
北里大学大学院医学研究科博士課程修了、医学博士。グラスゴー大学シニア研究員、 北里大学医学部助教授を経て、医療法人社団済安堂井上眼科病院名誉院長。日本神経眼科学会理事長、日本眼科学会評議 員、メンタルケア協会評議員。NPO法人目と心の健康相談室副理事長、北里大学客員教授。視神経の病気や眼科難病疾 患を得意とする専門医。眼そのものにとどまらず、神経や心身のコンディションからアプローチする「心療眼科医」のエ キスパートである。著書に、『健康は〈眼〉にきけ』『一歩手前の「老い入門」』『絶望からはじまる患者学』、『目力 の秘密』『目の異常、そのとき』、『三流になった日本の医療』、小説『高津川 日本初の女性眼科医右田アサ』ほか。
内容説明
病気にも医者にも、もう振り回されない!眼だけでなく、患者をまるごと診察する心療眼科医が、不調があっても自分らしく生きる知恵を伝授。
目次
第1章 加齢?病気?いえ、生きている証拠です(老眼と白内障;緑内障は加齢の産物? ほか)
第2章 眼と心身のハーモニー(瞼がピクピク;頭痛、肩こりの原因は隠れ斜視? ほか)
第3章 医者の弱点教えます―誤診、たらい回しのわけ(高次脳が視覚の心臓部分;「眼が痛い」「まぶしい」は、医者泣かせ ほか)
第4章 眼の病か、社会の病か(利用されない点字ブロック;視線恐怖症に潜む日本人気質 ほか)
第5章 患者は医者から何を得られるか(患者と医師のすれ違い;大ベテラン医の誤診率 ほか)
著者等紹介
若倉雅登[ワカクラマサト]
1980年、北里大学大学院医学研究科博士課程修了、医学博士。グラスゴー大学シニア研究員、北里大学医学部助教授(眼科学担当)を経て、医療法人社団済安堂井上眼科病院院長、2012年より同院名誉院長。2006年、会長として国際神経眼科学会総会を開催。2007年、心療眼科研究会を立ち上げる。現在、日本神経眼科学会理事長、日本眼科学会評議員、メンタルケア協会評議員、NPO法人目と心の健康相談室副理事長、北里大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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