内容説明
修道女でバチカンの秘密文書館の研究者であるオッターヴィアは、女性の立場が弱いバチカンにおいて、数人の高位聖職者から直々に任務を命ぜられる。その内容は、死んだエチオピア人の全身に散らばる奇妙な傷について調べることだ。ある種のシンボルのようなそれはスカリフィケーションと呼ばれ、特定の古代文化では儀式の一種として意図的に身体を傷つけたものらしい。スイス衛兵のグラウザー=ロイスト大尉や考古学者のファラグとともに調査を進めていくにつれ、神秘と危険に満ちた旅にオッターヴィアは引き寄せられていき―。
著者等紹介
アセンシ,マティルデ[アセンシ,マティルデ] [Asensi,Matilde]
スペインのジャーナリストで作家。本国では冒険小説の女王と呼ばれる
岡本ゆみ[オカモトユミ] 
静岡県生まれ。児童文学やロマンスの訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。


 
               
               
               
               
              


