内容説明
困窮した貴族の娘であるケイトリンは、母親が贅沢な暮らしを送るために、金のある年配の男と結婚させられることになった。婚約したロナルドはケイトリンのあら探しばかりする男で、彼とベッドをともにすると考えるだけで吐き気を覚えるほどだ。息が詰まるようなロナルドの館を抜け出し、彼女は妹の付添人としてパーティーに向かう。ロチェスターの放蕩三兄弟と呼ばれる者たちの花嫁探しのために開かれるものだ。その三兄弟はあまりの放蕩ぶりに母親の怒りを買い、夏の終わりまでに結婚相手を見つけないとすべてを失うと言い渡されていて―。
著者等紹介
テンプルトン,ジュリア[テンプルトン,ジュリア] [Templeton,Julia]
ワシントン州在住。スパイシーなヒストリカル、タイムトラベル、ヴァンパイア、コンテンポラリーのロマンスを手がける。高校時代からの恋人だった夫とのあいだに成人した子どもがふたりいる
大原葵[オオハラアオイ]
文芸翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちゃろ
5
⭐️婚約者のいるヒロイン×放蕩貴族3兄弟の長男。なんだかホットシーンいっぱいなんだけど、情緒もなんにもなく、ヒロインにもヒーローにも全くいいところなしで残念な感じです。2015/05/09
Mei♪
5
薄い本の割りには、内容も濃く、ストーリーも良かったと思う。けど、今までたくさんのヒストリカルを読んだけど、一番エロチック!最初から最後までH!H!H!って感じ(笑)いやーびっくり!男性が読む官能小説みたいでした(笑)三部作なので、続きも読んでみたい。2014/10/21
矢田ふみえ
2
金のために結婚せざるを得ないケイトリンが、放蕩3兄弟といわれている結婚しろという圧力のあるパーティーに参加することになる。美しい女性はもてるらしい。それだけではないんだろうけど。わけのないホットシーンも多かった。2016/08/28
マル
0
ヒーローと兄弟が節操なさすぎ!ヒロインにもいまいち共感できず