内容説明
兄が仕事中の事故で命を落としてから、アリは何者かにつけられている感覚をぬぐえないでいる。だから、兄の親友だったネイトに助けを求めることにした。ネイトとは、たった一度だけ情熱的なキスをしたが、彼はアリを好きじゃないらしい。でも、助けてもらうのに、好きになってもらう必要などない。アリの兄とともに海兵隊を退役したネイトは、改造バイクの店で働いているはずだ。けれど、彼の職場を訪ねたら、バイク店とは思えなかった。そして、アリの姿を見て不機嫌になったネイトは…。特殊作戦部隊“ブラック・ナイツ・インク”始動。
著者等紹介
市ノ瀬美麗[イチノセミレイ]
金沢大学卒業。途上国支援にも興味を持ち、国際NGO団体の翻訳ボランティアにも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
19
ヒロインはヒーローの苦悩をあっさり理解してしまう。それが彼女の賢さなのかもしれないが、そこは一緒に苦悩して、いろいろ葛藤して欲しかった。その辺りや、そうなってしまった経緯なんかを、もう少し掘り下げて欲しかったなぁ。でも、後半はちょっとウルっときてよかった(^_^)v2017/12/03
まみ子
4
元特殊部隊の秘密組織もの。ちょっと読みにくかったし、ヒロインは頻繁に吐くわ、拷問はグロいわで疲れてしましました。ロマンスは長年の片想いという純な感じだったので良かったですが、次は読めないかな。2016/01/09
oneoeight
4
胃の中リバースヒロインと自分を出すのが苦手な無口ヒーローとのお話。ヒロインスキスキーなのに罪の意識で一歩引き気味ヒーローの自虐的な感じに乙女心くすぐられた。でもね~。特殊部隊が・・・。それっぽい雰囲気は出てるんだけど仕事デキナイ部隊臭がプンプンしてるのは気のせい?(^▽^;)アレ?目新しさもないし。ボスと整備士ロマンスがまたあざとい感じでチラだしです( ̄ー ̄)ニヤ。 こんなに胃の弱いヒロインも珍しい度☆5、また読みたい度30% 2013/04/15
uni
3
SEALものに惹かれて読んでみました。内容としてはこの手のものによくあるパターンです。つまらないわけじゃないんだけど、次を読むかどうかちょっと悩む感じです・・。2013/04/18
くまた
1
面白かった。ネイトが親友を手にかけた経緯が辛くて切ない。あの状況で助けに行くことしか考えられない程大事な相手で「彼との友情>ヒロインへの思慕」だったのに。それだけに自分は愛されるに値しないという思いと、弱った心がヒロインへの思いを制御できないという説得力を感じた。なぜパティはあんなところにいたのかが消化不良ではあるけど、基本的に微笑ましい話。”ばかですばらしい女"に笑った。よくある超人的特殊部隊員ではなく現実的特殊部隊員の普通な人々。メンバーが本当にカスタムバイクを作れる事にびっくり。続編は興味なし。2017/04/25
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