内容説明
１９世紀ロンドン。父親の選んだ相手に嫁いだエリザベスは、愛も情熱もない結婚生活を送っている。男性に心から愛されたいと願う彼女は、自分に無関心な夫を誘惑するために、エロティックな愛の秘密を学ぼうと決意する。彼女が教師として選んだのは、サファイア卿と呼ばれるシークの庶子だ。女性とのうわさが絶えない彼なら、彼女に男性の悦ばせかたを教えてくれるはずだ。しかし、貞淑なエリザベスが望むのは、肉体の接触をいっさいもたないレッスンで―。
著者等紹介
ショーン，ロビン［ショーン，ロビン］［Ｓｃｈｏｎｅ，Ｒｏｂｉｎ］
１９９５年に処女作『Ａｗａｋｅｎ，Ｍｙ Ｌｏｖｅ』を出版。第２作めである『愛のレッスンは秘やかに』で、エロティック・ロマンスの第一人者となる。第３作めの『ＴＨＥ ＬＯＶＥＲ』は、刊行されたその週にＵＳＡトゥデイのベストセラー・リストに掲載。長編のほか、中編小説も発表している
立石ゆかり［タテイシユカリ］
南山大学外国語学部英米科卒業。愛知県在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ちゃろ
5
⭐⭐⭐二人の子供をもつ女性が夫をベッドで悦ばせたいとシークにレッスンを請う。身体の触れ合いは厳禁で真面目にメモをとったりするヒロイン。結婚しても女性として愛されたことがないヒロイン、それを変えたいという悲痛な想い。ヒロインの両親や夫が酷すぎる。でもこの時代は妻は子供を産み社交上だけ必要とされて反抗もできず我慢していた、このヒロインと同じ想いをしていた女性も多かったんじゃないか、と思った。シークのようにヒロインの魅力を言葉や態度で伝えてくれる男性に出会えて女性として開花していくヒロインが素敵。2014/11/26
mum0031
3
大蔵大臣の妻エリザベスと、シークの庶子サファイヤ卿ラミエル。 11年も夫婦の営みがなく、夫を振り向かせたいエリザベスが、夫を満足させるべく指南を受ける。 愛人の存在を感じていたが、父親と夫の愛人関係が露見…実の母からは、命を狙われる。 考えるだけでもおぞましい！2018/01/08
Ｈろま
1
★★★☆☆ シークとかハーレムが出てくるといかにもな感じになりがちですが、これはよかった。ヒロインの母の愛と、女としての愛の不在に慣れすぎた無表情にぐっとくる。それなりにきわどい描写もありますが、愛がメインなのでいやらしい感じはしませんでした。2014/02/12
くろうさぎ
1
読んだ後に重い気持ちが、、、ヒロインの家族のひどさですよね。考えられません。夫と父は自分勝手に自分の道なんですけど、、母はどうなんでしょう？？早く息子を連れて逃げましょう！2009/04/27
nayui
0
★★★☆☆
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