内容説明
お気に入りのスウェーデン案内。「ムーミン」のトーベ・ヤンソンや「ピッピ」のリンドグレーンとの出会い。ノーベル賞授賞者の川端康成・大江健三郎・田中耕一の思い出。オーロラの下夢をつかんだ生き方。
目次
1章 白夜の国に魅せられて(もう少しで船は出発;最初の日々 ほか)
2章 スウェーデンの小さな庭から(芋虫バスに揺られて;世界一美しい街、ストックホルム ほか)
3章 マイ・ファミリー(赤いノート、青いノート;ダンちゃん ほか)
4章 オーロラの下の芸術家たち(リスになりたいトーベ;川端康成夫人と着物 ほか)
著者等紹介
ビヤネール多美子[ビヤネールタミコ]
ジャーナリスト。ストックホルム在住。1935年東京築地生まれ。29歳のときスウェーデンに渡る。ストックホルム大学日本語講師を経て、フリージャーナリストとして北欧文化や高齢者福祉、発展途上国の子どもたちなどをテーマに、新聞、雑誌などで執筆活動を行う。またノーベル賞に関する仕事にもかかわる
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感想・レビュー
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ぶんこ
14
日本のスウェーデン大使館に勤めていた筆者が、その後スウェーデンに渡り、ジャーナリストとなり、スウェーデン人と結婚。スウェーデンの、のどかな生活を書いた本と思って読み始めたら、結構重い事もちょこっと書いてあったりしました。後半はスウェーデンでの生活と、通訳として交流があった人々の話が主で、スウェーデン在住の夫の友達の事を思い浮かべながら読みました。筆者がジャーナリストなので、普通の主婦や、留学生とは違った視点からの本で、読み応えがありました。2014/05/09
おとしん
3
やった!まだ誰も読んでない本を読みました!息子がスウェーデンに留学していなければ手に取ることもなかった本でした。アイスホテル、ムーミンの作者、ピッピの作者、ノーベル賞のこと。スウェーデンを愛する作者の気持ちが伝わってきました。2009/10/10
るーさん
2
スウェーデンに興味があって読みました。様々なエピソードがあってわくわくしながら読めました。有名な方々が多く登場しているので、楽しかったです。スウェーデンについて学べるとてもいい本だと思います。今年スウェーデンに行くので参考になりました(^^)★★★★★2012/02/24
kyon
2
スウェーデンという国が多角的に理解できる本。著者の好奇心旺盛さ故か、少し話があちこち飛ぶ感もある。しかし、たくさんのエピソードがあって一気に読むことができた。さまざまな人との出会いも綴られていてわくわくした。2011/07/24