内容説明
ひとり当たりベンチャー投資額が米国の2.5倍、ヨーロッパの30倍。人口1844人につき創業1社という旺盛な起業意欲はどこから湧いてくるのか?人口710万人、四国ほどの面積、乾燥地帯で資源に乏しい国がシリコンバレーさながらのハイテククラスターを持つまでになった要因は?歴史や政治の文脈で論じられることの多いイスラエルを「起業国家」としてとらえ、ユニークな産業とビジネスのありようを活写したNYタイムズベストセラー。
目次
1 “なせばなる”の小さな国(粘り腰;戦場の起業家)
2 イノベーションの文化の種をまく(“情報源”を自らつくる人たち;ビジネススクールより強い絆―予備役 ほか)
3 奇跡の経済成長のはじまり(うまくいった産業政策;移民―グーグルの人々の挑戦 ほか)
4 “動機こそが武器”の国(ロケットの先端部から湯沸器まで;シャイフのジレンマ―アラブ世界の起業家精神 ほか)
著者等紹介
セノール,ダン[セノール,ダン][Senor,Dan]
外交問題評議会(CFR)中東研究グループの訪問上席研究員。イスラエルとハーバード・ビジネススクールで学び、アラブ世界をすみずみまで旅してきた。イスラエルとアメリカの多数のスタートアップ企業に投資し、現在はニューヨークを拠点とする世界的投資ファンドで仕事をしている。ウォールストリート・ジャーナル紙、ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、『タイム』誌などに執筆
シンゲル,シャウル[シンゲル,シャウル][Singer,Saul]
エルサレム・ポスト紙のコラムニスト、元編集者。寄稿先は『コメンタリー』誌、『モーメント』誌、『ニューリーダー』誌、『ビターレモンズ』誌(イスラエル・パレスチナの電子雑誌)、ワシントン・ポスト紙の国際ブログ「ポスト・グローバル」など。1994年にイスラエルに移住する前は、アメリカ連邦議会で下院外交問題委員会と上院銀行委員会の顧問を務めた
宮本喜一[ミヤモトヨシカズ]
奈良県生まれ。一橋大学社会学部、経済学部卒業。ソニー、マイクロソフトを経て独立。翻訳・執筆活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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