内容説明
ザッツ・ニッポン・エンタテインメント!すべてはここから始まった!震災復興とモダン都市TOKYO、女性の社会進出、サラリーマンの悲哀、花形スタアのトーキー映画進出、最新のジャズや流行歌に彩られた華やかなミュージカル…銀幕を輝かせた「新しい」娯楽映画たち。戦前ニッポン・トーキーの発明・普及とともに産声をあげた新興映画スタジオ「P.C.L.映画製作所」が手掛けた数々の画期的作品の(ほぼ)全作品を詳説!
目次
昭和八(一九三三)年(音楽喜劇 ほろよひ人生;純情の都)
昭和九(一九三四)年(只野凡児 人生勉強;踊り子日記 ほか)
昭和一〇(一九三五)年(百萬人の合唱;絹の泥靴 ほか)
昭和一一(一九三六)年(エノケン十八番 どんぐり頓兵衛;あきれた連中 ほか)
昭和一二(一九三七)年(花火の街;心臓が強い ほか)
著者等紹介
佐藤利明[サトウトシアキ]
娯楽映画研究家・オトナの歌謡曲プロデューサー。ハナ肇とクレイジーキャッツ、渥美清、榎本健一、古川ロッパなどの昭和のアーティストの魅力を、さまざまなメディアで発信を続ける「昭和のエンタテインメントの伝道師」。音楽プロデューサーとしても活躍、由紀さおり&PINK MARTINI『1969』のスペシャル・アドヴァイザー、小泉今日子・浜田真理子「マイ・ラスト・ソング」構成・プロデュースなどを手掛ける。2015年文化放送特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。