出版社内容情報
本書の特長
・活動をより豊かなものとするための参加型学習事例多数掲載
・教室を多面的にとらえるための居場所感調査キットが
本書にて利用可能に(専用WEBページよりダウンロード)
・待望の地域日本語教室の実践者のための本がついに完成
年々増えていく在住外国人。地域日本語教室の役割が大きくなる中、市民活動である教室はどこをめざしていくのか。
「居場所」と「参加型学習」をキーワードに、20年間の実践事例を交えて解説。
地域日本語教室実践者はもちろん、日本語教育、自治体関係者必読の書。
第1章 地域日本語教室の居場所づくりとは?多文化共生施策の観点から
1 地域日本語教育と多文化共生
2 地域日本語教室と居場所
3 日本語教室を居場所にするための道具として?多文化社会型居場所感尺度と教材の開発
4 居場所づくりをコーディネートするための役割と専門性
第2章 多文化社会型居場所感尺度と地域日本語教育での活用法
1 心理学における「居場所」から「多文化社会型居場所感尺度」へ
2 居場所感調査の分析方法と結果の読み解き方
3(1)居場所感アンケートの活用事例
? 活動を充実させるために
? 日本語教室の必要性をアピールするために
? 活動の課題を見つけるために
? 支援者の役割意識に変容を起こすために
? 居場所と居場所感尺度への理解を促すために
(2)活用事例解説
第3章 地域日本語教室の居場所づくりのための教材と実践
1 参加型学習と居場所づくり
2(1)参加型学習教材と実践事例
生活マップ
?同じ地域に暮らしているんだ!
?どんな「日本語」を学習したいの?
?3週連続実施すると、見えない場所が見えてきた
?支援者が、使いたい!使える!と実感することがスタート
部屋の四隅
?日本語学習は母語からスタート!
?ボランティア養成講座の初日は雰囲気作りから
フォトランゲージ
?写真の奥に見えるもの
?一人一人が語る物語
私の宝物
?宝物をおまつりで発表しよう
?本当の「宝物」って?
(2)実践事例解説
CINGA地域日本語実践研究会[シンガチイキニホンゴジッセンケンキュウカイ]
著・文・その他/編集
内容説明
地域日本語教室は何を目指すのか。居場所から考える。
目次
第1章 地域日本語教室の居場所づくりとは―多文化共生施策の観点から(地域日本語教育と多文化共生;地域日本語教室と居場所;日本語教室を居場所にするための道具として―多文化社会型居場所感尺度と教材の開発 ほか)
第2章 多文化社会型居場所感尺度と地域日本語教育での活用法(心理学における「居場所」から「多文化社会型居場所感尺度」へ;居場所感調査の分析方法と結果の読み解き方;居場所感アンケートの活用事例 ほか)
第3章 地域日本語教室の居場所づくりのための教材と実践(生活マップ;部屋の四隅;フォトランゲージ ほか)