『東京物語』と日本人

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『東京物語』と日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784775402214
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

「わたくし、ズルいんです」終盤の紀子の告解は、何を意味するのか?世界の名監督たちが断トツでオールタイム・ベストに選んだ小津安二郎の『東京物語』。しかし、果たしてどれほどの日本人がこの作品を観て、また理解し得ているのか…本書は映画『東京物語』論の展開とともに、戦後の「家族」、そして「日本」を読み解いた刺激的な日本人論である!

目次

はじめに 世界が認めたから偉いのか
第1章 尾道から上京する人々
第2章 東京で待つ人々
第3章 戦争の記憶と忘却
第4章 紀子はどこの墓に入るのか
第5章 『東京物語』の影の下で
おわりに 外に開くものとして

著者等紹介

小野俊太郎[オノシュンタロウ]
北海道札幌市生まれ。文芸・文化評論家。東京都立大学卒業。成城大学大学院英文科博士後期課程単位取得。成蹊大学、青山学院大学などで教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiho

10
映画の細部や家族関係…時代背景も含めた小津監督と作品分析が面白かったです⭐2016/07/03

templecity

0
戦後の未だ蒸気機関車が走っているころの生活が垣間見れる。時の流れに身を任せている感じであり、せっかちなところがない。各地でそれぞれの価値観があったと言える。現代みたいに、あらゆる情報をどこにっても知れたり共有できたりとうこともなく、色んな出来事を受け入れるという感覚だ。 2016/06/11

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