内容説明
実務家としての会議通訳の“仕事のプロセス”を明解に紹介した画期的な入門書!すぐに役立つ、会議通訳のテクニックの基礎を一通訳者がわかりやすく解説。
目次
1 序文(通訳者とは;会議通訳とは何か ほか)
2 逐次通訳の基本原理(理解;分析 ほか)
3 逐次通訳におけるノートテーキング(ノートテーキングの実用的なポイント;何をノートするか ほか)
4 同時通訳(同時通訳おける聴音面での難しさ;同時通訳のテクニック ほか)
5 通訳の喜び
著者等紹介
ウィンター良子[ウィンターヨシコ]
モントレー国際大学院大学通翻訳学研究科名誉教授、神戸女学院大学名誉博士、会議通訳者。青山学院大学英米文学科卒、立教大学大学院文学研究科英米文学修士課程修了、サンフランシスコ大学多言語教育研究科博士課程修了、教育学博士。国際基督教大学に修士入学し、日本語教授法、日英語通訳学を学び、日本初の女性会議通訳者の一人として東京オリンピックにおいて活躍。その後、カリフォルニアに転居し、フリーランス会議通訳者として活躍する一方、カリフォルニア州立サンフランシスコ大学、スタンフォード大学で教鞭をとる。1985年モントレー国際大学院大学通翻訳学研究科に日英語プログラムを創設し、主任教授をつとめる。2005年神戸女学院大学より名誉博士の学位を与えられる
松縄順子[マツナワジュンコ]
神戸女学院大学教授:文学部英文学科、文学研究科通訳・翻訳コース。専門分野:通訳論、国際関係論、通訳教授法。国際基督教大学教養学部卒、国際基督教大学大学院、行政学研究科修了、国際行政学修士。東京オリンピックのため誕生した日本初の女性会議通訳者「Original Eight」の一人としての故斉藤美津子教授門下生となる。以後会議通訳者として活躍。大学における通訳教育に20年間携わる。平成16年神戸女学院大学大学院文学研究科通訳・翻訳コースを設立する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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