FIGHTING FANTASY
トロール牙峠戦争

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 347p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784775319178
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

ゲームブックの「ファイティング・ファンタジー(FF)」シリーズ、テーブルトークRPGの「アドバンスト・ファイティング・ファンタジー(AFF)」の舞台として、数多の人々を惹きつけてきたタイタン世界における〈悪魔の3人〉の対立を描いた物語です。
 主役となる悪役は、ゲームブック『モンスター誕生』のザラダン・マー、『バルサスの要塞』のバルサス・ダイア、『火吹山の魔法使い』のオルドラン・ザゴールの3人。
 一方、主人公役の騎士ダークメイン、相棒(従者)の異種族チェルヴァー、百戦錬磨の傭兵/盗賊/暗殺者マントラッパーらがいかにものパーティを組み、謎の美女予言者リッサミナが絡みます。
 まさしく、一大戦乱絵巻の英雄譚。
 ゲームブックファンのみならず、ファンタジーRPG好きの人ならたまらない魅力にあふれたこの小説で、タイタン世界の奥深さに触れてください。
 2021年7月には「火吹山の魔法使い」、初邦訳の「火吹山の魔法使いふたたび」をはじめ、FFゲームブック5冊が一挙に復活します(SBクリエイティブ社)。小説『トロール牙峠戦争』はまさにこのゲームブックセットへの橋渡しでもあるのです。

内容説明

バルサス・ダイアの丘コブリン部隊が幻の霊薬カネルウォートを運ぶ隊商を略奪。しかし、それはザラダン・マーへと送られるべきものだった。報復のための戦いが始まり、危機の迫るサラモニスから、騎士ダークメインたち一行が栄誉を賭して旅立つ…!世界的大ヒットのゲームブック『ファイティング・ファンタジー』シリーズ、幻のノベルが、30年をへて本邦初訳!

著者等紹介

ジャクソン,スティーブ[ジャクソン,スティーブ] [Jackson,Steve]
1951年生まれ。イギリスのゲームデザイナー

安田均[ヤスダヒトシ]
1950年生まれ。翻訳家、小説家、ゲームデザイナー。株式会社グループSNE代表。RPG・ボードゲーム企画の原案・原作・共作を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アンパッサン

5
めっちゃ懐かしい! 『火吹山の魔法使い』をやっていた人間には懐かしすぎて泣ける。“悪魔の三人”登場する、登場するだけでなく戦争する!! いやーなんかザゴール周辺の描写とかじわじわきて、ゲームブック登場期のあの高揚感を再び味わえた。挿絵もあのドロドロとした感じ、たまらない。今だとRPGで設定がはっきりしているけれどあの頃の「魔法」にはまだ余白がたくさんあったなあ。『火吹山の魔法使いふたたび』も今後出るそうなので楽しみだ。2021/04/15

akiyuki3

5
 モンスター国同士の戦争が始まった。近隣に戦禍を拡大させないため、モンスター国同士の戦争を長期化させて疲弊させる策を講じ、単独作戦を開始する蛮族騎士。  出だしは熱いが、騎士は最後の方まで戦争に関与することなく残りページが少なくなる。大丈夫かなと心配になってきたところでタイタン的な大団円にほっと胸を撫で下ろす。  様々な舞台、登場人物、小ネタが盛り沢山。サービス精神旺盛なお話。面白かった!2021/04/12

K子

5
ファイティング・ファンタジーシリーズの舞台であるタイタン世界での、悪魔の三人の対立を描いた小説作品、ということです。 対立しているのは主にバルサス・ダイアとザラダン・マーで、ザゴールはこれ単なる引きこもりで、押し込み強盗に宝を持っていかれる哀れな老人じゃないかとしか思えなかった理もしますが。 といってもバルサスもザラダンもNPC的な存在で、主人公はその二人の野望からサラモニスを守ろうとする冒険者、ということになります。 で、その主人公の冒険の物語としては、つまらなくはないですが、 2021/04/02

アオイ模型店

4
火吹山、バルサスの要塞、モンスター誕生の3悪人が揃って登場するファイティングファンタジーのノベライズ小説。発刊から30年目にしてようやくの翻訳。 サラモニスをバルサスとザラダンから守るため火吹山へと向かう主人公。懐かしい名前や地名が飛び交い、そして最後は火吹山のダンジョンへ。火吹山のシーンは、どこを読んでも昔のゲームブックが思い出されて、嬉しくなってしまった。2021/06/05

マサトク

3
あの時代のゲームブックプレイヤーだった自分をコミで、だけれど面白かった。リッサミナが最後の最後で伏線回収されたのも良かった。ザゴールのわりと実はいいやつなのでは感がすごくて火吹き山に押し入って本当にすんませんでしたという感じになる。FFシリーズでおなじみの敵も多くて良い。ガンジーにヒッ、となる感覚が懐かしくもあり。なお、翻訳の安田均氏による解説が、この本と現在のFFシリーズの背景説明になっていてこれも読みでがある。2021/04/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17618460
  • ご注意事項