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内容説明
紳士淑女から庶民までヴィクトリアン・ファッションが大集合!!
目次
第1章 街と村の人々の衣装(ブリスツ・ヒル・ヴィクトリアン・タウン;ビーミッシュ)
第2章 お屋敷の使用人たちの衣装(シャグバラ)
第3章 ディケンズの時代の人々の衣装(ロチェスター・ディケンズ・フェスティバル)
著者等紹介
石井理恵子[イシイリエコ]
雑誌編集者を経て、現在フリーランスのライター兼エディターとして活躍中。映画、テレビ、ペット、旅行関係(おもに英国)のジャンルで執筆するほか、ブログ「英国偏愛」にて、自身の英国体験や、気になる英国情報を公開している。静岡県出身
村上リコ[ムラカミリコ]
翻訳家・文筆家。19世紀から20世紀初頭にかけての英国の日常生活、特に家事使用人、女性と子どもの生活文化を中心に活動している。千葉県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
48
カーニバル!小さな女の子達はどんな風にドレスを作って貰うのかしら。『ピンクのドレスだけどリボンは黒!』なんておしゃまに言うのかな。少しお姉さんになった彼女達は白と黒のゴスロリちっくなドレス。これもとっても可愛いです。おじいちゃんが気障な姿でエスコート、おばあちゃんがひらひらたっぷりのドレス着ていたり、お姉さまが胸元もあらわなドレス姿だったり、スチームパンクだったり。だけど皆すごくいい笑顔でいいなあと思いました。メイドさんの制服ってお仕着せじゃなくて自前なんですね。しかも午前午後で違うなんて知りませんでした2016/01/24
智湖@ベルばら同盟副会長
42
イギリスの人達が実に楽しそうに、ヴィクトリア期の衣装を着て写真に収まっている。眺めていると、こちらまで楽しくなってくる✨イギリスの古典から出てきたような、作品の登場人物に扮した誇らしげな紳士、淑女の姿に思わず笑顔になる。とても幸せな気分になる一冊🌸2022/04/15
くさてる
25
英国にはヴィクトリア時代の暮らしを再現している施設がいくつかあるということをこの本で初めて知りました。この本は、その施設のヴィクトリア時代の職業と服装を再現した人々、ディケンズ作品の登場人物のお祭りなどを紹介したもの。紹介されている人々が、モデルのような美男美女でなく(負けないくらいに素敵な皆さまですが)当時の普通の人々ぽくて、その当たり前の暮らしが伝わってくるような内容で、とても良かったです。服装と生活は切り離せないし、それが物語る歴史というものを感じる内容です。素敵な一冊でした。2015/10/03
椛
21
最初から最後までワクワクしたまま読みました。 文書は少なく、ほとんどが写真なのですが、これがもう楽しい! あまりにも楽しくてあちこちのページを行きつ戻りつつして読んでしまった。 メインで大きく写ってる写真はもちろんのこと、小さく写ってる写真までがいちいち可愛い。特に19ページの右下の店内の一部が色だけでも可愛すぎた! 大満足な1冊!2021/01/24
はる
16
図書館本。困ったな、着てみたいと思うのが男服ばかり…(そりゃ普段も滅多に スカートは着用しないのだが)印刷屋さんに蝋燭屋さん、あとはベストの数々。そしてディケンズが未読だらけな事に気が付く。そうか英国の方々も時代劇コスプレがお好きなのか!2018/09/01