内容説明
「臆病者は出かけなかったし、弱虫は生き残れなかった」アメリカの自主独立精神の根幹ともいえるスピリッツを学ぶ一冊!
目次
第1章 フロンティアの人々(マウンテンマン;カウボーイ ほか)
第2章 カウボーイの物語(カウボーイの起こり;カウボーイの持ち物 ほか)
第3章 ガンマンたちの戦い(ガンマンのリアルな苦労と工夫;アラモの戦いとテキサス独立 ほか)
第4章 フロンティア・ライフ(西進した開拓者;幡馬車隊の旅 ほか)
第5章 インディアンの文化(各地のインディアンの特徴;バッファローと先住民 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fritzng4
2
あくまでも初心者向けの図解書とはいえ、これ一冊読んでおけば西部劇を見るのが楽しくなりそう。当時何食べてたのかとか、暮らしぶりがわかるフロンティア・ライフの章が面白い。ビーバーってめちゃくちゃ美味いらしい、意外。学生時代の参考書のようなレイアウトだけど、西部の有名人やインディアンの暮らしにまで触れられていて盛り沢山、読み甲斐がある。2020/05/17
木倉兵馬
1
アメリカ西部開拓時代を取り扱った解説本。このシリーズは簡単に読めていいですね。当時の職業、また西部劇でおなじみのカウボーイやガンマンについては別に章が割かれており、その他当時の暮らし、インディアンの文化についても述べられています。入門としていい本だと思います。2020/05/15
カステイラ
1
まえがきのフロンティアの定義から巻末の悪党列伝まで興味深い情報が盛り沢山で、開拓民やガンマンからインディアンや苦力まで、フロンティアに住んでいたすべての人々の生活が分かる。個人的にはサルーンについての情報が特に興味深かった。2018/07/15
SW7
1
★★★☆☆ゴールドラッシュ時代に本当に儲かったのは、金目当てで集まった者に物資を売った商人や投資家であり、この時代は殺し屋、賞金稼ぎのような特有な職業があって面白い。フロンティア時代を経験したからこそ、アメリカの自主独立、自由主義の精神が培われたんですね。2016/04/13
うにこ。
1
簡潔に項目ごとに分け、時系列に沿って記載されてるので、読みやすい! フロンティア、って括った本はあまり見かけないので、初心者向けと銘打ってあるこの本は、逆に手っ取り早く広く浅く知られてありがたい。巻末の参考文献一覧もありがたいね~。白人側だけでなく、先住民側も1章使って紹介してあったのも好感が持てました。2014/05/06