内容説明
『善徳女王』や『朱蒙』の東明王、『太王四神記』の広開土王など、韓流ドラマの歴史的背景がこの一冊でよくわかる。
目次
序章 高句麗の建国
第1章 百済・新羅の建国
第2章 三国の動乱
第3章 百済・高句麗の滅亡
第4章 新羅による統一
朝鮮三国志列伝
著者等紹介
小和田泰経[オワダヤスツネ]
歴史研究家・真言宗智山派僧侶。昭和47年(1972)東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期退学。専攻は、日本中世史・対外関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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幸運なハプスブルグに結婚を
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三国志は三国志でも朝鮮半島の三国志の概略がわかる本。 韓国の歴史ドラマでメインを張るこの時代のことが図説を交えて理解しやすくなっています。 基本的には朝鮮側の資料『三国史記』『三国遺事』によっているが、中華正史や日本書紀とも照らし合わせている。(例えば、朝鮮側の資料にしかない4世紀以前の百済・新羅の王は実在が怪しいとして本書には年表にも乗ってない。) 本の後半には列伝(人物ごとに事績の解説)、付録として各国の軍装のイラスト、年表がついてる。 韓国ドラマと実際はどうだったか比べるのに役立ちそうな一冊 2016/07/28