内容説明
魔法使い過越大夢は、禁書“幻惑せし絶望の王”の罠に落ちた。“禁書”の放った謎の魔法により、彼の第二の肉体―異形攻殻が蝕まれ、消えていくのだ。大夢に残された時間は、わずか数日。そして、そんな彼の前に、“大法典”の刺客が立ちふさがる。“禁書”と“大法典”。果たして大夢は、この二つの敵とどう戦うのか?そして、消滅の危機をまぬがれることができるのかッ!?衝撃のマジカルリプレイ登場。
目次
リプレイパート「大夢消滅」
ルールパート「魔法使いの心得 第三回講義」
著者等紹介
河嶋陶一朗[カワシマトウイチロウ]
冒険企画局に所属するゲーム作家。「みんなで会って遊べるゲーム」をキーワードにテーブルトークRPGやカードゲーム、ボードゲームなど色々なゲームを製作・紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiu
3
3巻目のリプレイは超名作でした。中盤辺りまでは、わりと順調に展開していったところを、第三ステージまできて、PC がヘタを打ったところの異様なハイテンションっぷりに、いかにも TRPG だなぁと思いつつ、そのままどんでん返しへと突入。ラストは、シナリオに負けてセッションに勝ったという感じの素晴らしい展開で、思わず感動してしまった。冒企さんのセッションは、しばしばこういった奇跡みたいなことを起こすのでたまりません。2012/07/20
カヨ
2
マギロギリプレイ第三弾、帯の『……遅れてごめん』から期待してましたが見事な終わり方で泣いていました。戦闘やシナリオがかなり緊迫していたので緊張しながら見守りこうなるのかと感嘆して。2014/01/04
水無月冬弥
2
冒険企画局(@Bouken_jp)のリプレイ #trpg ゲームとしては敗北したわけですが、綺麗に、そしてうまくおさまった話、この発想力、プレイヤー力が素敵で痺れる、あこがれる! 2012/07/18
yraurb
1
なんかすごく時間かかったけどようやく読み終わりました。面白かったあああ。いい終わりでした。運命介入って熱くて良いルールですねえ。シリーズ的にも大夢の話として綺麗にまとまってたと思います。素晴らしかった。2014/08/18
Laune
1
リプレイ三巻で、大夢先生の物語としては決着…ですかな? まさかあの展開からあのラストにつなげていくとは…プレイヤーさんの腕力に頭が下がる思いです。2012/09/28