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内容説明
現役ライトノベル専門学校講師が贈る超実践的な文章技術指南書。
目次
第１章 日本語の基本
第２章 描写テクニック
第３章 物語を生かす文章
第４章 総合演習―描写
第５章 総合演習―テンポ
第６章 総合演習―キャラ
第７章 総合演習―演出
著者等紹介
榎本秋［エノモトアキ］
文芸評論家。二松学舎大学などを経て、１９９９年よりｗｅｂプランニング、ゲーム企画に携わる。２０００年より、ＩＴ・歴史系のライター仕事を始める。２００４年より、『ライトノベル完全読本』（日経ＢＰ社）・『活字倶楽部』（雑草社）で本の紹介をする。近年はアミューズメントメディア総合学院や、東放学園映画専門学校などで小説の書き方を教えている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかり
11
各章で基本を学び、サンプル文章で改善すべき例を参考に課題に挑戦するという問題集＆テキスト感覚で使える。タイトルにある「実践」すれば自分の文章力の有無もわかってくる。ラノベを書きたい、技術向上を目指す人には役立つ。読み手に伝わりやすく書くというのは単純に見えて、かなり難しい課題だと思う。2018/07/23
Meistersinger
3
ラノベを書く気はないけど、読みやすい文章の書き方として読んだ。翻訳で心がけていることも確認できたけれど、その場の状況がちゃんと読み取れるように説明されているかが重要。あと細かな段落分けも。巻末のチェックシートは電子化して常時携帯可能にした。2011/11/08
露久保 アユル(凹 露)
1
内容がとても濃くて、ひとつひとつ丁寧に書いてありました。これは、読んで正解といいますか......とても勉強になりました！
文月葵
0
ラノベ作家が常識として知っておくべき文章作法を解説と例題、模範解答、添削という形で懇切丁寧に指南。数多く存在する類書は主にキャラクターや世界観の構築といったプロット作成の段階から指南するものであり、(エンタメ小説では軽視されるのか)文章作法にまで言及した書籍は稀です。これまで読んで来たプロの作品と友人の原稿を比較すると尚一層、本書で指摘されている内容の重要性、職業作家(例外も居ますが)の文章との差異を実感します。設定以前の基本事項を学ぶならこの一冊。より深く小説を楽しみたいという読者にもお勧めです。2015/02/18
フェイ
0
項目ごとに例文があり、それについて問題点を指摘するというのが基本スタイル。 ラノベ用らしく戦闘シーンなどについても例文があるのは素晴らしい。
