内容説明
ゲームや映画などで、特殊警察の監修コンサルタントとして活躍する著者が特殊警察の真実と秘密を図解で解説。
目次
第1章 総論(映画や小説に登場する特殊警察;実在する特殊警察とは? ほか)
第2章 特殊警察の武器と装備(どのような銃器を携行するのか?;拳銃の種類にはなにがあるのか? ほか)
第3章 戦術チーム(特殊警察は軍用銃も使う?;戦術チームが短機関銃を使う理由は? ほか)
第4章 人質交渉チーム(銃を使わずに犯人を逮捕できるのか?;どのような相手が人質を取るのか? ほか)
第5章 その他のチーム(爆発物解体処理チーム/心理分析チーム/対象者警護チーム/尋問チーム)(爆発物解体処理チームは爆弾を探さない?;爆発物をどう解体処理するのか? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうゆう
12
遅ればせながらVIVANを少々、別班·堺雅人さんちっくな世界を〜図書館本。現実とドラマの差が、そうだよねぇ。いやいや、こういう方々は訓練だけで済んだ世の中のほうが、大正解の世の中なのよね。2024/03/20
すがし
2
著者はフランス外人部隊他、海外での傭兵経験の持ち主にして軍事コンサルタント会社の経営者ということでその知識は極めて実践的で本格的。映像作品の描写と実際とがどう違っているかだけでなく、「なぜ違っているのか」という理由にまで言及している。例えば「映像作品では作戦部隊はいつのまにか犯人のすぐそばに接近している」→「接近のノウハウは機密だから」→「訓練では接近時がもっとも負傷が多いから」等。全ての描写が具体的で非常に説得力がある。あの柘植久慶氏と親しいようで参考文献を記載しないなど妖しげな部分もあるがかなりの良書2012/07/19
緒方純
1
ふーん、へー、という感じ。さらりと全体を撫でるような感じなのだろうかな。サテハテ、図解は必要だったのか?と首をひねりつつ、興味深くはあった。軍の特殊部隊のあれこれも見たいと思った。2012/06/30
tomdam
1
特殊警察のお仕事を、エンタメと現実とを比較しながらざっくり解説。銃のサイレンサーは存在せず、実はサプレッサーの事だったんだね、とか色々と興味深い話あり。刑事ドラマ好きにはたまらん。2010/01/20
h t
0
これの要人警護の項読んだ後だと、この前の駐韓アメリカ大使の殺害未遂がいかに警備がザルだったかわかるわ。2015/03/08