内容説明
巫女の仕事や歴史から、神社で行われる代表的な儀式まで、日本人なら知っておきたい、巫女・神道・神社の基本を図解で解説。
目次
第1章 巫女概論(巫女とは?;巫女の種類 ほか)
第2章 神道と神社(神道;神社 ほか)
第3章 巫女の歴史(巫女の歴史;卑弥呼 ほか)
第4章 世界の巫女(憑依巫女;イタコ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちぃ@碧血碑。
3
神道に関する制度等の資料が豊富で読みやすいです。2024/05/31
ナユタ
3
巫女概論、神道と神社、巫女の歴史、世界の巫女と4つの章からなり、表題は巫女であるが、神道についての入門書と言える。かなり詳しく神社で使われる用語や、年間行事について書かれている。わかりやすくてよい本である。2011/05/26
ちぃ@碧血碑。
2
狭義には巫女とは神社に奉職する女性祭祀補助者を指します。いわゆる白い衣に緋袴をつけた姿で知られています。これを神社巫女といいます。広義では巫女は憑依による神託を行う女性シャーマンを指します。これを一説には憑依巫女といいます。憑依巫女としての巫女は神がかりや神降ろしができる女性の霊能者や宗教者のことですね。シャーマニズムは世界各地に見られますがたとえば東北地方の恐山のイタコや東北地方のカミサマと呼ばれる宗教者。沖縄地方のノロといった宗教者のことなどです。2024/07/12
名無し
2
第一章では巫女についての基礎知識を丁寧に。第二章では神道についての入門的知識。第三章では歴史上の巫女と彼女たちが果たしてきた役割、第四章では日本以外の巫女の例に焦点を当てている。多少難しいことも書いてあるが、隣のページに分かりやすいまとめた図も載っている。非常に理解しやすく、巫女・神道に興味がある人には非常にオススメできる良書。2011/06/03
猫
1
巫女さんを取り巻く環境(神社や神道)や歴史、神話や世界の巫女さんの話まで幅広く解説されている。成り立ちや今の立ち位置などを含めて、創作ではないリアルな巫女さんの姿が見えてよかった。2014/04/27