出版社内容情報
人に信頼され、良い仕事をし、誠実に前向きに生きてる人。合理性と結果ばかり求められる世の中だが、さいごに強いのは、やはり「きちんと生きてる人」。私たちが忘れていた“人として大切で確かな生き方”に気づき勇気が出る本。
内容説明
誠実で潔く、勤勉で正直に…。「勝ち組」なんて言葉に惑わされない、いつの世にも変わらない本当に大切な生き方がある。
目次
人を理解し立てる人は人に認められる―ふところの深い人は、やっぱり強い!
人や物事に謙虚な人は人に押し立てられる―誠実な人は、やっぱり強い!
人を思いやれる人は人に愛される―温かい人は、やっぱり強い!
明るく前向きな人は人に好かれる―一生懸命な人は、やっぱり強い!
柔軟で芯のブレない人は人に信頼される―潔い人は、やっぱり強い!
きちんと育てられた人は人とうまくやれる―自立した人は、やっぱり強い!
著者等紹介
内海実[ウツミミノル]
愛媛県生まれ。四〇有余年を自動車業界で過ごす。最初の二〇年は、メーカーの宣伝・広報の販売促進に従事、次ぐ一〇年間は直納部長、そして最後の一〇年間は販売会社の社長として、成長期の自動車業界の最前線で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
34
父親のいない家庭に育った人はきちんと育たないのだろうか。そして、育児は母親のみの仕事なのか。その二点がどうにも引っかかった。2015/06/13
Artemis
13
生きていく上で、自分にまず誠実であり自分を大事にすることが「きちんと」生きてる人だと思う。自分が大事にできるて初めて、周囲の人に対しても大事に責任ある行動が取れる。些細なことであってもあたりあのことを当たり前にすることが人間関係にも、仕事をする上でも効果的! 2023/03/08
来訪者
7
最後は人間という事なのでしょうか。冒頭の某総理の発言に関しては以前から同じこと思ってたので大いに共感。2013/03/02
まりにゃ
5
誠実な正直者が損をする社会だなぁ、と少し屈折した気分の時に、救われるかなと思って、ふと手に取った本。営業マンを極めて、大企業のトップに昇りつめた著者が、コミュニケーション力の鍛え方を教示してくれる。最後の方の育児論に、肯くところがあった。全体的に温かみが感じられ、私は読んで損はなかった。2014/05/24
田園の風
3
きちんと生きるということは、きちんとした人間関係を築き上げるということである。そのためには、相手が誰であれ人を尊重する心構えが不可欠である。叱るとは怒ることではない。相手を教え導くことである。これらのことが実行されてこそ初めて、きちんと生きるに値するのであろう。きちんと生きるとは、自分を磨き上げることに他ならないと、今さらながら感じ入っている。2012/06/11