0円生活を楽しむ―シェアする社会

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  • サイズ A5判/ページ数 179p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784775201152
  • Cコード C0030

出版社内容情報

広がるシェアビジネス



 「シェア」という言葉の本来の意味は「共用、分配」だ。だから「シェア経済」によって、人びとがモノや技能を「分かち合う社会」が到来すると期待された。ところが現実に広がったのは、インターネットを使ってモノやサービスの仲介するニュービジネスだった。特に有名なのが、民泊を仲介する「エアビーアンドビー(Airbnb)」と、一般人が自家用車を使って他人を運ぶ「ウーバー(Uber)」だ。

 両社がアメリカのサンフランシスコで設立されたのはわずか10年前。スマートフォンで近くの車を呼んだり、民泊の予約が簡単にできることから、またたく間に世界中に広がった。利用者にとっては「便利で安い」というメリットがある上、「共同で利用する」と聞くとエコな感じもする。ウーバーは世界70カ国で展開し、売上高75億ドル。エアビーアンドビーは192カ国、売上高26億ドルにのぼる。



タクシー運転手の嘆き



 でも、こうしたビジネスが「分かち合いの社会」をつくる可能性はあるのだろうか。

 筆者が、昨年秋にニューヨークの協同組合を視察に行った時のこと。空港で乗ったタクシー運転手に、ウーバーの影響について尋ねてみたら、「いまじゃ街中では7割の人がウーバーを利用するようになったよ。結局、タクシー利用者が激減したので、俺も登録して利用者を探しているんだ。でもウーバーから受け取る報酬は安くてね」とため息をもらす。結局、運転手と利用者が自動車をシェア(共用)しても、その利益はシェア(分配)されずウーバーだけがもうかる仕組みなのである。



分かち合うシェア社会を目指して



 本号が紹介するのは、「分かち合う」ことを基本原理とする、様々な日本の活動である。「お金に縛られない生き方」を考えている方々に、ぜひお読みいただきたい。

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目次



特集0円生活を楽しむ シェアする社会



特集が始まる前にひとこと……



? シェアする社会が意味すること



●FOR READERS もうかるシェアビジネスから、分かち合うシェア社会を目指して

●つながりを生み出す社会へ シェアコミュニティのすすめ……三浦 展(カルチャースタディーズ研究所主宰)

●シェアリングエコノミーと互酬の世界の仕組み……鶴見 済(フリーライター)

●シェアリングエコノミーのオルタナティブな可能性……宮崎 徹(市民セクター政策機構理事)

●「地域と市民の復権」という視点から新たな経済を考える……白井(明治学院大学名誉教授)



? 0円生活の楽しみ方あれやこれや



●服への「思い」を添えて交換する……xChange

●地域の人たちと楽しくゴミを減らす……くるくるひろば

●子どものオモチャ交換会がかえる世界……かえっこ

●自慢の庭で広がる地域を越えた出会い……こだいらオープンガーデン

●地域通貨がつくり出すお金に頼らない豊かさ……藤野地域通貨よろづ屋

●0円生活が楽しめる路上コミュニティ……くにたち0円ショップ

●次に来る人のためのお福わけ券……カフェ潮の路

●高円寺から広がる0円経済圏……なんとかBAR

●SNS活用で不用品リサイクル……mixi 「あげますください東京都・全国」コミュニティ

●お店をシェアして商店街を元気に……neobar

●農業を体験しながら0円生活の旅……WWOOFジャパン



連載



●韓国語翻訳家の日々 子育てはつづくよ 第6回

沖縄では不思議なことがたくさんあった……斎藤 真理子(韓国語翻訳家・ライター)

●悼みの列島 日本を語り伝える 第10回

近代の繁栄を支えた炭鉱、鉱山その光と影を訪ねて……室田 元美(ライター)



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三浦展[]
著・文・その他

鶴見済[]
著・文・その他

宮崎徹[]
著・文・その他

勝俣誠[]
著・文・その他

白井和宏[]
著・文・その他

斎藤真理子[]
著・文・その他

室田元美[]
著・文・その他

市民セクター政策機構[]
著・文・その他

ほんの木[]
編集

目次

1 シェアする社会が意味すること(FOR READERS もうかるシェアビジネスから、分かち合うシェア社会を目指して;つながりを生み出す社会へシェアコミュニティのすすめ;シェアリングエコノミーと互酬の世界の仕組み;シェアリングエコノミーのオルタナティブな可能性;「地域と市民の復権」という視点から新たな経済を考える)
2 0円生活の楽しみ方あれやこれや(服への「思い」を添えて交換する;地域の人たちと楽しくゴミを減らす;子どものオモチャ交換会がかえる世界;自慢の庭で広がる地域を越えた出会い;地域通貨がつくり出すお金に頼らない豊かさ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どうろじ

1
素人の乱で知られる松本哉氏の、リサイクルショップとbar、ゲストハウス等の取り組みが興味深い。それと、旧藤野町(現相模原市)の「萬」に地域で約1000人が参加しているのも。2019/02/08

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