出版社内容情報
コスミック時代文庫
内容説明
鋭い観察力と剣の強さから『神の眼』と呼ばれ、腕利きとして知られる本所見廻同心の矢野剣次郎。そして、若き女性ながら、商家の出世頭である手代のかすみ。本所の歓楽街を仕切る侠客の和田新九郎。本所のみならず一帯で顔を知られた三人には、ある秘密があった。なにを隠そう彼らの実父こそ、時の将軍・徳川家斉…つまりは徳川将軍家の血を引く、れきとした葵のご落胤なのであった。本当の素性を隠しつつ、ひっそりと暮らす三人の前に、なんとみずからをご落胤だと喧伝する四人目の人物が現れる。裏社会で成りあがり、野望を成就せんとするあらたなご落胤と、それぞれに異能の力を持つ三人の戦いが、いまはじまる!シリーズ第二弾。
著者等紹介
中岡潤一郎[ナカオカジュンイチロウ]
1968年、東京都出身。某大学大学院で経済史を学んだ後、テクニカルライターを経て、『決戦!津軽海戦―鋼鉄の嵐維新篇』(KKベストセラーズ)でデビュー。以降、架空戦記や時代小説を中心とした執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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