出版社内容情報
見習を終え、晴れて亡き父と同じく定町廻り同心となった
大間徳三郎だったが、気が弱くまだまだ頼りない。
そんな徳三郎を支えるのは、父に仕えていた岡っ引・文治だ。
“仏の文治”の異名を持つ彼は、咎人にも心をかける人格者で、多くの者に慕われていた。
その文治が、“御面党”なる人殺し盗賊を追う最中に起きた爆破で姿を消してしまう。
翌夜、張り込みをしていた徳三郎の前にふらりと現れた文治。
文治の助言のもと一番手柄を上げた徳三郎だったが、
文治の姿は他の者には見えていないようで……?
異色の最強タッグが江戸の悪をあばく! 書下ろし長編時代小説。
内容説明
見習を終え、晴れて亡き父と同じく定町廻り同心となった大間徳三郎だったが、気が弱くまだまだ頼りない。そんな徳三郎を支えるのは、父に仕えていた岡っ引・文治だ。“仏の文治”の異名を持つ彼は、咎人にも心をかける人格者で、多くの者に慕われていた。その文治が、“御面党”なる人殺し盗賊を追う最中に起きた爆破で姿を消してしまう。翌夜、張り込みをしていた徳三郎の前にふらりと現れた文治。文治の助言のもと一番手柄を上げた徳三郎だったが、文治の姿は他の者には見えていないようで…?異色の最強タッグが江戸の悪をあばく!書下ろし長編時代小説。
著者等紹介
井川香四郎[イカワコウシロウ]
1957年、愛媛県生まれ。中央大学卒業。テレビドラマの脚本家として「暴れん坊将軍」など数多くの人気作品を執筆。柴山隆司のペンネームで書いた「霧の五郎兵衛」で小説CLUB新人賞を受賞。2016年『刀剣目利き神楽坂咲花堂』『もんなか紋三捕物帳』で第五回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。