出版社内容情報
100階建てのてっぺんに住む誰かから遊びに来てね、と手紙をもらったトチくん。
地図を見ながら歩いていくと、急に100階建ての家が現れました!
見上げても、上のほうはかすんでよく見えません。
さて、トチくんは100階まで辿り着けるのでしょうか?
縦に開く画面が大迫力!
メディアアーティスト岩井俊雄が描き下ろした
下から上へワクワクしながら読み進める新しい絵本。
内容説明
100かいだてのてっぺんにすむだれかからあそびにきてね、とてがみをもらったトチくん。ちずをみながらあるいていくと、きゅうに100かいだてのいえがあらわれました!みあげても、うえのほうはかすんでよくみえません。トチくんは、100かいまでたどりつけるのでしょうか…?
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
195
『ちか100かいだてのいえ』を読んだら、こっちも読みたくなりますね。こちらは、地上に建つ100階だての家のお話なんですね。そして、星が好きな主人公のとちくんに、100階だての家から招待状が届きます。でも、招待状の送り主は誰だかわからないまま、とちくんは家の扉を開けるのです…。話の展開は予測できるのに、地下も地上もどちらも面白いですね。10階ごとに、どんな動物たちがでてくるかも気になるし、100階に誰が待っているかも気になるし、100階までたどり着いたとちくんが、どうやって家に帰るかも気になってしまいます。2014/03/12
アサガオ先生
177
100階建の家。階ごとに変化し、上にいくに従って、深みと興味が沸いてくる。あの一番上まで到達したい。まるで、人間が誕生してから100才になるまでの人生を表現しているようにも感じられる。人生には、多くの人達との出会いと生きる上でのチャンスとピンチがある。何をどうつかみ、どう乗り越えるかは、人それぞれ。しかし、人生の階段を私達は着実に歩いている。どの階段で止まるかは自由。先に何が待ち受けているかはわからないが、目標と希望さえあれば、きっと100階まで到達するのだろう。なかなかの一冊だと思いました。2016/11/16
らったった
160
ちか100かいの方は先に読んでいました。今回は100かいまである階段をひたすら登っていきます。もし、子供に読ませたらどっちが気に入るかなぁ。と考えてしまいました(^^)どっちも楽しそうですね(*^^*)2013/05/18
しゅわ
131
【図書館】某所でみつけた“夏休みに親子で読みたいオススメ冒険絵本リスト”より♪ 縦に開いて、下から上へ読む…という斬新なスタイル。10階ごとに違う動物が住む…という不思議な塔をだんだんと登ってゆくのですが、それぞれの部屋が本当に個性的!チビが指で階段をたどりながら 「次は何が住んでいるかな?」と二人でワクワクと読みました。ちなみにチビの琴線にふれたのは、コウモリさんのトイレだそうです(苦笑) チビは『地下…』もおもしろい!とお勧めしてくれたので、地下の方も借りてみます。2014/07/27
アサガオ
103
100階建の家。階ごとに変化し、上にいくに従って、深みと興味が沸いてくる。あの一番上まで到達したい。まるで、人間が誕生してから100才になるまでの人生を表現しているようにも感じられる。人生には、多くの人達との出会いと生きる上でのチャンスとピンチがある。何をどうつかみ、どう乗り越えるかは、人それぞれ。しかし、人生の階段を私達は着実に歩いている。どの階段で止まるかは自由。先に何が待ち受けているかはわからないが、目標と希望さえあれば、きっと100階まで到達するのだろう。なかなかの一冊だと思いました。2016/05/19