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- > コスミック文庫(戦記)
内容説明
昭和16年12月、日本はアメリカが提示したハル・ノートを受諾し、大陸から撤退する。日米開戦は回避されたが、日本は経済環境の悪化から、ドイツに空母二隻を売却するなどして外貨を得ていた。一方、アメリカは空母売却を口実に日本へ宣戦し、ヨーロッパを席巻していたドイツ戦に挑もうと考えいた。そして昭和19年3月2日、米特殊潜水艦の横須賀奇襲によって戦いの火蓋が切られる。硫黄島南方では日米主力艦が衝突し、戦艦「大和」が大破。惨敗を喫し海上兵力を失った日本は、米軍を本土で迎え撃つことを選択し、上陸が予想される九州の要塞化を進めるのだが…。死闘必至の日本本土決戦が、ついに勃発する!
著者等紹介
橋本純[ハシモトジュン]
群馬県出身。1990年コンバットコミック誌(日本出版社)にてコミック原作者デビュー、同誌軍事解説を手掛ける一方で多数の漫画家に原作提供、単行本『逆転太平洋戦争』の基本年表設定等を行った。1993年『ト・ロ・ル』(光栄)で小説家デビュー。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。