コスミック時代文庫
半十郎影始末―麒麟児

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  • サイズ 文庫判/ページ数 363p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784774726847
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

元北町奉行所年番与力の三男・都筑半十郎は、家族の中でも半端者扱いされ、喧嘩や女にうつつをぬかす放蕩三昧の日々。八丁堀界隈では“ごろまき半十郎”といえば、誰知らぬ者もない存在だ。ある夜、出戻り女・香代のもとに夜這いをかけた半十郎。ところが折悪しく香代の家で泥棒騒ぎが起こり、犯人の疑いをかけられてしまう。香代の証言で嫌疑は晴れたものの、このままでは気持ちが治まらない半十郎はひそかに探索を開始。だが調べを続けるうち、事件の背後では、娘たちの拐かしが大がかりに行われていることが分かってきた…。南北奉行所同心に先んじて、悪に挑む冷や飯食いの活躍を描く、痛快時代長篇!

著者等紹介

浅黄斑[アサギマダラ]
1946年、神戸市生まれ。関西大学工学部卒業後、技術系社員として会社勤務を経て、92年『雨中の客』で第十四回小説推理新人賞を受賞しデビュー。95年『死んだ息子の定期券』『海豹亭の客』で第四回日本文芸家クラブ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

35
半端者扱いされる半十郎。夜這いをかけたところ、泥棒騒ぎが起きるのが出来すぎている感があります。しかも犯人扱いですからね。県議が晴れても気持ちがおさまらず、真犯人探索を開始するのも納得です。悪に挑む浪人の痛快時代劇ではありますが、設定が読めてしまうのが残念です。2023/12/26

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