- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 日本文学
- > コスミック文庫(戦記)
内容説明
二〇〇四年、日本列島は大規模な地殻変動によって海面下に沈んだ!―九年後、時の内閣総理大臣・天童俊一の使命を授かった理化学研究所科学者・安武龍一らは、発明開発されたタイム・トラベル・マシン=時航機『やしま』に乗って、真珠湾攻撃直前の昭和十六年十二月にタイムスリップする。その使命とは、沈没した国土の代わりとなる領土を、戦争によってあらかじめ獲得しておくよう歴史を改造する、というものだった!安武は、連合艦隊司令長官・山本五十六や総理大臣・東条英機らに対し、太平洋戦争に確実に勝利するための方策と英知を伝授。その一つが、戦艦「大和」をジェット機艦載の高速戦艦とすることだった。昭和十七年九月、大改造を終えた「大和」がついにその勇姿を現した!―。
著者等紹介
草薙圭一郎[クサナギケイイチロウ]
1941年、東京都出身。早稲田大学卒。映画プロデューサーを経て、作家活動に入る。戦記、SF、ホラーなど幅広いジャンルの執筆で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sibasiba
5
久しぶりの架空戦記モノ。タイムスリップものでもあるのだがタイムパラドックスについて完全に無視していたりツッコミ所が多すぎる。後はまあ普通の架空戦記。2013/07/28
アヴィ
0
2000年代の初頭に地殻変動で日本列島が沈む。残されるのは沖縄の諸列島のみ、そこに日本政府は臨時政庁を置く。そして科学技術の粋を凝らしてタイムマシンを造り上げ、過去にタイムスリップし、沈没の原因となるプレートの歪みを水爆を使用して破壊する。なかなかのぶっ飛び具合の架空戦記。果たして科学者3人による時航機の旅はどうなるのか、2巻へ2025/03/20