内容説明
何をやってもうまくいかない小野優馬は今夜最大のピンチを迎えていた。深夜の誰もいない公園で大福を喉に詰まらせ死にそうになっていたのだ。だが、すんでのところで祖母からもらったお守りに向かって盛大に神頼みをしてみると、幸運にも月讀命に声が届き助けられる。優馬を面白がった月讀命は優馬を弟子にすることに決め、小さな龍を育てることを命じる。チビ龍は人間の赤ちゃんにも変身でき、やりたい放題な生き物で、はちゃめちゃな日々を送ることになってしまった優馬は…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなっち
3
神様やら子育てやらのキーワードに弱く、その単語につられて読んでみました。育児モノだけど、育ててる大学生は頼りないし、赤ちゃん龍も何だか可愛くないし、最初はイマイチかも…と思ったんだけど…。ゴメンナサイ、途中からドンドン面白くなって、気付けば一気に読み終わりました。赤ちゃん龍をキッカケに、ダメダメ大学生が変わって愛されてく様子が、気持ち良くてスッキリしました。読後は、もっと読みたいと思うほどで…。だから、続きがありそうな感じの終わり方に、2巻を期待したいと思います!2017/04/20
へへろ~本舗
3
不幸不運続きの優馬は今その頂点にいた。人っ子一人いない夜の公園で大福餅を喉に詰まらせ、死の深淵を覗いていた。そして…。チビ龍、時々赤ん坊を育てる羽目になった優馬。ちっちゃすぎてちみっこにはまだ遠い。優馬が嫌われからの総愛され。でも一般だからニア。続きが楽しみ!次の巻ではもうちょっと成長してベイベーからちみっこになってるといいな2017/03/18
月
2
加賀見さんのさくっと読めるミステリーはわりと好きだったので、作者買いした本。 子育てものも好きだが、あんまり良さが活かされず何だかなぁというコメントが一番しっくりくるか。 何だか、都合が良すぎる感じが…。 次回への伏線は気になるところではあるため、なんとか巻き返していただきたい。2018/05/25
しんりん
1
ふうむ、翡翠目線もほしかったなーって気もする。次も読むんだろうけどw2018/09/08
数奇屋
0
口が悪いかな2022/11/03