内容説明
時空を超えて縦横に歴史世界を駆け抜けてきた愚連艦隊にも年貢の納め時がやってきた。艦隊のエネルギー総量に世界が耐えきれず、ミシミシと軋みだしたのだ。世界を守るためには愚連艦隊に消滅してもらわなければならない。だが、その前に―。タイムパトロールは艦隊が生まれた昭和世界の異常なゆがみを是正するよう求めてきた。なにせ、艦隊消滅後の世界はアメリカはグランド夫妻の喧嘩により東西に分裂。ドイツ帝国は笹本オカマ陸戦隊に征服され、ソ連は中国、朝鮮半島をも勢力下に置き、日本も金日本という独裁者に支配されているのだ。おまけに愚連艦隊を僭称していると聞いては大官寺、黙っていられるはずもない。総力を挙げて艦隊の異次元へのお引越しが始まった。再び、昭和世界は疾風怒涛、驚天動地の大混乱に巻き込まれる。その結果、愚連艦隊はいかなる未来を見出すのか!?奇想天外の大団円はもう目前だ。
著者等紹介
羅門祐人[ラモンユウト]
ゲーム・クリエイター、ソフトハウス社長を経て、平成元年に『時航惑星ガデュリン』(角川書店)にて作家デビュー。現在もゲーム製作を行いつつ、主に文明の仮想化(シム・シビライズ)をテーマとした架空戦記・架空時代小説を執筆中。昭和32年生まれ。福岡県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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