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著者等紹介
大庭桂[オオバケイ]
児童文学作家。日本児童文学者協会会員。神職。毎日児童小説最優秀賞、長塚節文学賞大賞、海洋文学大賞などを受賞
山科理絵[ヤマシナリエ]
1977年、千葉県生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。和紙に日本画の岩絵具や墨等で描き、古風でありつつ現代的なセンスを放つ絵は人気が高い
よしむらめぐ[ヨシムラメグ]
1973年、大阪府生まれ。大手前女子大学(現在の大手前大学)文学部美学美術史学科卒業。元美術教員。ゆうゆう絵本通信講座で絵本づくりを学ぶ。白泉社第7回MOE創作絵本グランプリでグランプリ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モモ
51
児童書。今回は迷い家、神隠し、ぬりかべ、座敷わらし、火車、河童、共潜き、子泣き爺。迷い家は、がめつい心がない人には福をもたらすのかも。神隠しは何だか恐ろしい。山神様に目をつけられたらおしまいなのか。京都の御所の周りには得体のしれないものがいるという。ぬりかべの向こうにある異界が怖い。海女さんが見ると、もう海に潜らない方がいいとされる共潜き(ともかずき)。子泣き爺の話は怖い。目が覚めたら子泣き爺の姿になっていて、何もできないのだとしたら恐ろしい。今回もなかなか楽しめました。2021/04/29
ともこ
0
子供用に読んだけど、自分も読んでしまった。不思議な話だけど、世の中は不思議だらけだから妖怪、いるかもね!2023/05/28
私的読書メモ3328
0
表紙絵が素晴らしく良くて手に取ったのですが、本文はかなり微妙。著名な怪異・作品のパロディ、換骨奪胎的なものばかりで、その出来も良いとは言えず。『座敷童』はじめあまりにも救いがなく後味が悪いので、その不条理さが怖いといえば怖いのですが、白けた気分の方が先に来てしまいました。2020/09/16