内容説明
音がする。前の方から…人間の足音?違う。私は息をつめて前方を見つめた。小さな女の子が、まっ赤な衣を着て走ってくる!いったい、あのこは、なにもの?まっすぐだけど、ちょっとはみ出し者のりん姫が、信じるもののため、「山の命」を守るため、平安の都をかけめぐる!!壮麗歴史ファンタジー。
著者等紹介
澤田徳子[サワダノリコ]
1947年島根県に生まれる。『星からきた子どもたち』(文研出版)―原題『夜明けのはこ舟』で、第33回毎日児童小説に入選する
新野めぐみ[シンノメグミ]
1948年大阪府に生まれる。1989年、91年、97年ボローニャ国際絵本原画展入選。1991年テヘラン・イラストレーションビエンナーレ入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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速水 舞
1
お転婆が過ぎて、田舎に追いやられたりん姫は、ある日山で不思議な女性と会う。山の女神という彼女は、りん姫を気に入り自分の分身である銀杏の葉を与える。装丁も中身も児童書な感じです。続きがあったらいいなぁ。2014/07/15
れいくす
0
平安冒険ファンタジーなお話。これ、子供の時に読みたかったなあ。お転婆なりん姫がとにかく好み。読んでいて頭のなかに映像が浮かぶようなお話で、また読みたくなってしまう。続きは!?と思ったら、無いのかな。どうなったか気になる、読みたい!本を読むって楽しい!を実感できるお話だった。2017/10/29
さき
0
つきじが大変そう!2016/01/17
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- 和書
- 海の森の物語 新潮選書