内容説明
データと論理に基づきつつ、市場の正確な把握を試みるマーケティング・サイエンスの入門テキストを新版化。マーケティング計画の流れに沿って解説され、自然とロジカルな思考が養えて、マネジリアルな意思決定の発想が豊かになる。Webエクササイズも用意。
目次
マーケティング・サイエンスのすすめ
ビジネス・チャンスの発見
消費者行動
マーケティング情報の収集と活用
マーケティング戦略の決定
製品デザイン
プライシング
コミュニケーションと広告
プロモーション
流通と営業
テストとコントロール
現代マーケティング(1)データベース・マーケティング
現代マーケティング(2)ブランドの評価と測定
著者等紹介
古川一郎[フルカワイチロウ]
東京大学大学院経済学研究科修了。現在、一橋大学大学院商学研究科教授
守口剛[モリグチタケシ]
東京工業大学大学院理工学研究科経営工学専攻博士課程修了。現在、早稲田大学商学学術院教授
阿部誠[アベマコト]
マサチューセッツ工科大学オペレーションズ・リサーチ学部博士課程修了。現在、東京大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
2
調査手法は数あれど、結局、人間の本音が引き出せなければな。多様な分析手法の説明にページが割かれており、解明したいテーマに応じて調査主体はどれを選択したらよいのか、理解を助けるものとなっている。しかし、簡単な分析手法ではなく、統計学の知識が不可欠となっている。入門の入門書をみておかないと、理解できない手法も多い。本書で分析したくなるかというと、必ずしもそうではない。専門家としては入門であっても、読者にとっては入門になっていないケースがある。独学するしかないが、もっている課題に最適な分析法を見つけるのも大変。2013/02/20
kвฅ•ω•ฅТ
1
マーケティングという視点から、データ収集や広告・PRあたりを広くカバーしてる。有斐閣アルマの経済本シリーズ、読みやすいし結構内容濃いからいいなあ。(先日の岡田『ゲーム理論入門』以来このシリーズ好きになった)2017/03/30
Hiroyuki Hasegawa
1
マーケティングという、ともすれば「顧客との対話」「市場を知ること」といった抽象的な捉え方をされてしまいがちな企業活動を、論理的かつ科学的に行うための考え方、手法が述べられている。客観的なデータに基づいて市場を観察し意思決定をしていくことが、今後のビジネスにおいて無用な失敗を避け、また失敗した際にも意味のある学びを得られることにつながる。今後も参考にしていくであろうテキスト。2013/01/24
Oga
0
コトラーのマーケティング理論に沿って、それぞれのステップで用いられる考え方・分析手法が簡潔に述べられている。古典的なマーケティング理論への理解を深めるにはちょうどよかった。特に、セグメンテーションでの因子分析/潜在クラス分析→ターゲティングでの推計の流れはイメージが具体的になった。広告反応関数や売上反応関数は実際に実務で使えるものかは納得感が低いが、売上に対する効果のモデリングは幅広く勉強したい。2024/12/22
あたおろち
0
MBA教科書2022/08/21
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