内容説明
この本にはくいしんぼうな人たちがたくさんでてきます。谷の底に落ちてもヒラタケをむさぼる受領、柿をこそこそ食べる山伏、ご飯がふえるしゃもじに喜ぶおじいさん。食べものほしさのために、みんな四苦八苦。
目次
1話 鬼のしゃもじ
2話 ぼた餅、食べたーい!
3話 きのこを食べて踊る尼
4話 清徳聖の話
5話 落語そば清
6話 きっちょむさんとどじょう鍋
7話 平茸の僧
8話 水かけ飯を食う男
9話 落語まんじゅう怖い
10話 柿山伏
11話 谷底に落ちた殿さま
12話 芋がゆ
著者等紹介
川村たかし[カワムラタカシ]
1931年生。日本児童文芸家協会会長。作品に『山へいく牛』(野間児童文芸賞他)、『新十津川物語』(全十巻)(日本児童文学者協会賞、産経児童出版文化賞大賞他)など多数。2001年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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