くまごろうのだいぼうけん

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 28cm
  • 商品コード 9784774606590
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

あるひ、くまごろうはかごのなかにはいりこみ、ねむってしまいます。ところが、このかごはききゅうについていたのです。きがつくと、かれはそらのうえにいて、これがだいぼうけんのはじまりだったのです。なにがなんだかわからないうちにくまごろうは、かそうパレードや、テレビばんぐみや、百メートルきょうそうやディスコにまきこまれ、ちょうにんきものになってしまいます。

著者等紹介

ワイルドスミス,ブライアン[ワイルドスミス,ブライアン][Wildsmith,Brian]
1930年、英国ヨークシャー州ペニストーンで生まれる。バーンズレイ美術学校を経てスレイド美術学校(ロンドン大学の芸術学部)を卒業。陸軍音楽学校での数学教師などを経て画家となる。1960年よりオックスフォード大学出版局と専属契約を交わし、絵本を描きはじめる。1962年に『ワイルドスミスのABC』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞。キーピングやバーニンガムと並んで英国絵本の黄金期を築いた一人である。1994年には、静岡・伊豆高原に『ワイルドスミス絵本美術館』が開館された。現在は、南フランス(プロバンス地方)のカステララスという村で制作にいそしむ毎日である

新井満[アライマン]
1946年、新潟市で生まれる。作家、作詞作曲家、写真家、歌手、DJ、長野冬季オリンピックのイメージ監督など多方面で活躍中。日本ペンクラブ常務理事として平和と環境問題を担当している。画家に初挑戦した『月子』(PHP研究所)によって絵本画家にもなった。上智大学法学部を卒業後、電通に入社。現在はチーフプロデューサー。小説家としては1988年に『尋ね人の時間』(文芸春秋)で芥川賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たーちゃん

24
息子は「なんかくまがバイクに乗ってるよ!?」と。そして「やっぱりくまは穴が好きなんだね」と言っていました。2022/12/09

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

15
見たこともないベッドのようなもので寝心地を確かめようとしたくまごろうはそのまま寝てしまいます。するとベッドのようなものは実は気球で、くまごろうは思わぬ冒険の旅に出てしまいます。勘違いする人間たちによって有名人(有名くま)になってしまうくまごろう。慣れ親しんだ故郷の山に帰ることはできるでしょうか?2021/11/08

遠い日

14
ワイルドスミスの絵がすばらしい。ひょんなことから気球に乗って冒険するはめになったクマのくまごろう。くまごろうの思惑とは別に、あちこちで勝手に英雄扱いされて辟易。気づけば、元の場所に舞い戻っているところが、なんとも平和な物語。2015/04/09

KAZOO

9
新井満さんの自由訳ということで、原文は読んだことがないのですが、絵を見て想像して訳を書かれたのかもしれないですね。特に色合いがきれいな絵本です。クマもかわいらしく書かれていて少しも怖くない感じがします。男の子が好きそうな本です。2014/01/22

ヒラP@ehon.gohon

3
間違って乗り込んだ気球で空に旅立ったくまごろうくん。 たどり着いた町での活躍と人気はくまごろうくんにとっては大迷惑だったと思うのだけど、なんだかポジティブで、楽しんでいるように見えるのは何故でしょうか。 テレビにでたり、バイクに乗ったり、くまごろうくんはあくまで着ぐるみを着た誰かだと思われますし、鳴き声仕草はなんだか良いように解釈されてしまいました。 見ている方は思い切り楽しい絵本です。 めぐりめぐって元の場所にもどったくまごろうくん。 やっぱりいつもの生活が一番良いようです。 ナットク! 2012/12/05

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