激変する世界を先読みする―沸き起こるファシズム

電子版価格
¥1,650
  • 電書あり

激変する世界を先読みする―沸き起こるファシズム

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784537262018
  • NDC分類 304
  • Cコード C0031

出版社内容情報

忍び寄るファシズムと国家統制。平成が終わりを告げる今、世界と日本はどこに向かうのか。2019年、激変するアメリカ、中国、ロシア、EU、日本の最深情報を元に、日本最高知性、副島隆彦・佐藤優が世界と日本の行方を論じる。

内容説明

世界と日本はどこに向かうのか―。衝突する超大国の思考と戦略、北方領土交渉と安倍政権の行方。時代の先を読む最強の近未来予測。

目次

第1章 世界エネルギー覇権と日本の安全保障(カルロス・ゴーン逮捕にちらつく産油国の影;北方領土交渉と日本のエネルギー戦略 ほか)
第2章 北朝鮮問題から解読する極東のパワーバランス(金正恩をたらし込んだトランプの「カジノ外交」;中国が新帝国主義時代の勝者となる ほか)
第3章 安倍政権と忍び寄るファシズム(終わりが見えてきた安倍独裁政権;現代によみがえるファシズムの亡霊 ほか)
第4章 平成から新時代へ天皇と近代日本の実像(天皇の生前退位と新たな易姓革命の予兆;世界政治に騙された昭和天皇と大日本帝国)
第5章 これからの世界潮流を読み解く(ついに資本主義の崩壊が始まった;現代の労働者階級に未来はあるのか ほか)

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英日本国大使館、在ソ連・在ロシア日本国大使館勤務を経て、本省国際情報局分析第一課主任分析官として、対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑の「国策捜査」で逮捕され、東京拘置所に512日間勾留される。2009年、最高裁で上告棄却、有罪が確定し、外務省職員を失職。2013年、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。圧倒的な知識と経験を活かし、執筆活動など多方面で活躍中

副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。政治思想、金融・経済、歴史、社会時事評論など、さまざまな分野で真実を暴く。「日本属国論」とアメリカ政治研究を柱に、日本が採るべき自立の国家戦略を提起、精力的に執筆・講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サトシ@朝練ファイト

30
GAFA、ソフトバンクの話しはなるほどと思い、月に関する話しは本当だろうか?読み進めるのが楽しかった。2020/01/18

inami

26
◉読書 ★3.5 自称「言論予言者」副島隆彦さんと「知の巨人」佐藤優さんとの対談本。最近起こった事件に触れ、今後の世界の動きを先読みする。際どい話が次から次と語られ、ぐんぐん惹き込まれる。カルロス・ゴーンの逮捕、カショギ事件ではめられたサウジアラビア王太子、金正恩をたらし込んだトランプ、安倍政権と忍び寄るファシズム、資本主義の崩壊など。書かれていることを信じるか信じないかは信仰みたいなもの最終的には好きか嫌いかだと副島さん、世の中の隠れた(隠された)事実を知るということは、とても刺激的で脳が活性化される!2019/04/18

Happy Like a Honeybee

6
革命は豹の毛が生え替わること。 最先端技術のほとんどを中国に盗まれている。 ファーウェイ製品にはバックドアが仕組まれている。 天皇の生前退位と戦争について。 やがて歴史は繰り返すのか…2019/05/11

suzuki

5
佐藤氏はともかく、副島氏がうさん臭さ全開なので、現在進行形のネタに関しては話半分な感じで読んだ。 二人とも知識は豊富で、過去の歴史や思想に関する話題は刺激になった。 佐藤氏の言う「逆問題で考える」という発想は、留意しておきたい。2020/04/14

kenitirokikuti

5
ゴーン逮捕について。特捜の考え。どうせ知能犯は物証を残さない。本人には好きに語らせ、立証したいことは関係者たちの供述調書で「作る」▲北方領土と沖縄基地問題。プーチンは日本政府が民意に反して沖縄基地建設を進めているかどうかを確認した。沖縄・北方四島に米軍基地を展開するか否かを日本政府が意思を持っているかどうかの確認▲自分の本は梅田の紀伊国屋が一番売れる、と副島。大阪では東京と違って上から情報が降りてこないので、〈私の本程度でいいから読むしかない〉。大阪と東京のギャップは実はすごくある、と佐藤。2019/05/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13535400
  • ご注意事項