内容説明
かあさんがいったの。はるのてがみがくるまで、じっとしていましょうねって。はるのてがみ?はるのてがみ!…うみともとたいたちしかしらなかった、こだいのぼうやのものがたり。
著者等紹介
生源寺美子[ショウゲンジハルコ]
1914年、奈良県生まれ。少女時代を東北各地や韓国で過ごす。与田準一に師事。「草の芽は青い」で講談社新人賞、サンケイ児童出版文化賞、「雪ぼっこ物語」で野間児童文芸賞受賞
二俣英五郎[フタマタエイゴロウ]
1932年、北海道生まれ。「とりかえっこ」で絵本にっぽん賞を受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
11
息子は「春の手紙ってそういうことだったのか!」と言っていました。2025/03/05
いろ
11
海を舞台にした春のお話と興味を持って。レトロな絵と物語。海の生き物達が立体感あって活き活きしている。春の手紙は,その場で実際に見たくなる素敵さv 息子と2人で「スゴイね~。綺麗だろうね~。」を連呼。8歳男児は最後の鯛の群れを見て「子供が1匹しかいないよ。」と少し不思議そう。言われてみれば,大人大勢で子供1匹の魚の群れって,違和感あるかもw2016/05/11
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
『はるのてがみが こないうちは うみのみずは つめたくて、 およいではいけないの』という母さんのいう事に、小鯛のぼうやは『はるのてがみ』がどんなものか気になります。その時が来ないと外海には出れないのです。『はるのてがみ』がどんなものか知ったぼうやは、今度は外に出ることを惜しみますが、大きくなる冒険の旅へと旅立ちます。2019/03/17
ざじ
1
古風で視覚イメージが物凄く美しい話だった2025/05/03
白い雲。。
1
小学生向き。春を待ちわびる気持ちがかわいらしい。2015/03/04