出版社内容情報
「カイゼン」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。
カイゼンとは作業や業務のムダを見直し、効率化していくことで生産性を向上する活動です。トヨタ自動車が提唱したフレームワークであることから、製造現場において業務効率化するための手法だと考えられています。
しかし、それにはとどまりません。
トヨタ自動車で13年間、カイゼンを実行し、指導する立場にあった著者はいいます。
「単に業務効率化するだけではなく、経営のあらゆる場面で活用できる。企業の業種や業態、規模に関係なく有効である」と。
著者は、経営全般に活用できるフレームワークとして「カイゼン思考」と呼んでいます。
本書では「利益最大化」「資金繰り安定」「組織健全化」について取り上げます。
倒産寸前の会社を1年半で黒字化、年間2000万円の人件費削減、2桁台だった離職率を5%以下にするなどの成果が得られています。
「カイゼン思考」はシンプル思考であり、実体験思考です。
ぜひあなたのビジネスにも導入してみてください。
【目次】
Part1 「カイゼン」から「カイゼン思考」へ
Part2 あらゆる経営課題を解決するフレームワーク「カイゼン思考」
Part3 カイゼン思考で、売上アップ&利幅アップ
Part4 カイゼン思考で、資金繰りを安定させる
Part5 カイゼン思考で、健全な組織をつくる
内容説明
カイゼン思考シンプル思考。全業種・全業態で有効な万能のビジネス・スキル。トヨタのカイゼンは作業効率化だけじゃない。倒産寸前の会社を1年半で黒字化、年間2000万円の人件費削減、2桁台だった離職率を5%以下に。
目次
1 「カイゼン」から「カイゼン思考」へ(行動の前に思考を巡らすような野球少年だった;「トヨタ式カイゼン」のフレームワークに出合う ほか)
2 あらゆる経営課題を解決するフレームワーク「カイゼン思考」(生産性の向上を目指すトヨタ式カイゼン;「カイゼン思考」は経営のあらゆる場面で有効 ほか)
3 カイゼン思考で、売上アップ&利幅アップ(繁忙期と閑散期の差が大きい菓子メーカー;経営トップのカイゼン思考が会社を変えた ほか)
4 カイゼン思考で、資金繰りを安定させる(資金繰り安定のためのキャッシュフローのカイゼン;みなし残業の支払いを見直すカイゼン)
5 カイゼン思考で、健全な組織をつくる(見える化する 主観的な人事評価になっていないか?;見える化する 「この会社は何を評価するのか」を明確化する ほか)
著者等紹介
川越貴博[カワゴエタカヒロ]
大阪府生まれ。1996年トヨタ自動車へ入社し、自動車部品製造やさまざまなカイゼン活動に従事。その知見を生かして食品メーカーへ転職し、倒産寸前の状況からのV字回復を成し遂げる。AmazonでのFCマネジメントを経験した後、スタートアップ2社で取締役としてマーケティングや財務、人事・労務、広報・PRなどを担当。2018年TESICを設立。製造業に止まらず卸業やITベンチャー、サービス業界まで幅広い業界の経営改善に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かやは
ゼロ投資大学