出版社内容情報
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本書のテーマは「初めての婦人科医療」。
女性が持つ婦人科(婦人科医)への不安を解消します。
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女性にとって、
婦人科とはどんな存在でしょうか?
「この症状で行っていいの?」
「どんなことをされるのか、不安」
「相談するのが恥ずかしい」……etc、
著者の吉岡範人先生は、
患者さんからこのような声を聞き、
「多くの女性が婦人科に対してなんとなく不安を抱えて、受診を控えている」ことに気づきました。
本来の婦人科医療は
「女性の体のちょっとした悩みを気楽に相談できる存在」であり、
「気後れせずに、どんどん受診してほしい」と、著者は言います。
本書では、
生理不順、PMS、低用量ピル、月経カップ、子宮頸がん、子宮内膜症、更年期障害、尿漏れなど、
思春期から高齢者になるまで、
女性の一生に起きる様々な体の不安・悩み・病気に対して、
やさしく疑問に答えていきます。
本書を読んで、
婦人科に対する心の壁を取り払い、
婦人科を活用して、快適な生活を送って頂きたいと思います。
【目次】
PART1 婦人科診療ってどんなもの?
PART2 思春期?青年期の悩み・不安
PART3 成熟期の悩み・不安
PART4 更年期?老年期の悩み・不安
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内容説明
例えば、生理痛の悩みがなければ、仕事のパフォーマンスがアップしたり、受験や部活などに集中できたりするでしょう。また、旅行や結婚式など、大切な日から生理日をずらすことができます。更年期障害も治療を行うことで、多くの人が劇的に改善します。「これくらい大丈夫」と、我慢する必要はありません。ささいな悩みや不調で婦人科を受診していいのです。
目次
1 婦人科診療ってどんなもの?(「婦人科」って何を診るところ?;婦人科診察の一般的な流れとは?;なぜ、性交渉の有無を聞くの?;一般的な産婦人科診察にはどんなものがあるの?)
2 思春期―青年期の悩み・不安(そもそも、「生理」って何?;「月経困難症」ってどんな病気? ほか)
3 成熟期の悩み・不安(出産経験がないとかかりやすい病気ってあるの?;婦人科の病気にはどんなものがあるの?(症状などの特徴) ほか)
4 更年期―老年期の悩み・不安(「閉経」ってどんな状態のことをいうの?;更年期障害の治療にはどんなものがあるの?;ホルモン補充療法以外の治療は?;膣から何か出てきた!これって何?;尿漏れ(尿失禁)が心配です)
著者等紹介
吉岡範人[ヨシオカノリヒト]
医療法人社団都筑会つづきレディスクリニック理事長・院長。医師・婦人科腫瘍専門医・日本産科婦人科学会専門医。1978年生まれ、千葉県出身。2005年に聖マリアンナ医科大学産婦人科学教室に入局し、臨床と研究に従事。その後、カナダのブリティッシュコロンビア大学に留学し、婦人科腫瘍などを学ぶ。帰国後、大学の産婦人科にてさまざまな症例を経験。2019年、つづきレディスクリニック理事長・院長に就任。女性がより良く生きるために、産婦人科の医療とフェムテックの架け橋となれるように活動している。産婦人科の医療にプラスαを掛け合わせることにより、新しい産婦人科の医療の創造を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。