出版社内容情報
野球であれば、剛速球を投げ、できるだけ遠くへ鋭いボールをかっ飛ばし、
格闘技は大きく強い相手であっても倒す必要があります。
ゴルフなら、遠くへ飛ばせることが大きなアドバンテージになります。
一流選手のパフォーマンスを思い浮かべてください。
最大の力強さを発揮するため、持てる力をできるだけ込めているはずなのですが、「力み」とはほぼ無縁です。
上級者たちはいったい身体のどこをどのように「脱力」し、そしてどの部位にどのようなタイミングで力を込めてプレーしているのでしょうか。
普通に考えて、「脱力」と「力強さ」とは全く逆の概念です。
その謎を、整形外科医が科学的に解説したのが本書。
ゴルフ、テニス、野球、格闘技、サッカーを例に出しながら、「脱力」と「力強さ」をどのように組み合わせれば、高いパフォーマンスを発揮できるのかを解明。
一流選手に共通する身体の使い方とメカニズムを徹底追究しています。
【目次】
第1部.筋力を最大に発揮させる方法とは?
・第1章 「でこピン」パワーの紹介
・第2章 「でこピン」パワーの正体
第2部.スポーツ現場における「でこピン」パワー
・第1章 テニス
・第2章 野球
・第3章 ゴルフ「ショートスイング」
・第4章 ゴルフ「フルスイング」
・第5章日常生活での「でこピン」パワー
第3部.肩甲骨が、さらなる「でこピン」パワーを生む!
・第1章 先行動作としての肩甲骨
・第2章 肩の持つ特殊性
・第3章 肩甲骨が腕をしならせ「でこピン」パワーを生む
第4部.格闘技やサッカーでの「でこピン」パワー
・第1章 押す・突く動作における「でこピン」パワー
・第2章 蹴る動作における 「でこピン」パワー
第5部.遠心力を味方に!
・第1章 遠心力を味方に、そして身体に優しく!
・第2章 遠心力とゴルフスイング
内容説明
筋トレに頼らない「上手・強さ」の答えとは?大谷翔平・フェデラーらのパフォーマンスの謎を解く!医師が教えるまったく新しいメカニズム。各種スポーツにおける「脱力」が「力強さ」そして「正確性」「再現性」を生む理由。
目次
第1部 筋力を最大に発揮させる方法とは?(「でこピン」パワーの紹介;「でこピン」パワーの正体)
第2部 スポーツ現場における「でこピン」パワー(テニス;野球 ほか)
第3部 肩甲骨が、さらなる、「でこピン」パワーを生む!(先行動作としての肩甲骨;肩の持つ特殊性 ほか)
第4部 格闘技やサッカーでの「でこピン」パワー(押す・突く動作における「でこピン」パワー;蹴る動作における「でこピン」パワー)
第5部 遠心力を味方に、そして身体に優しく!(遠心力の重要性;遠心力とゴルフスイング)
著者等紹介
田中直史[タナカナオフミ]
医学博士・整形外科専門医。1955年大阪府出身。1981年弘前大学医学部卒業。大阪市立大学医学部整形外科学教室入局。1987年大阪市立大学大学院医学研究科修了。小児グループにて先天性股関節脱臼を研究。関連病院で救急医療に従事。1992年大野記念病院整形外科部長。これよりスポーツ動作での肩甲骨の重要性に着目し、各種学会・研究会で論文を発表(巻末、参考文献参照)。2000年大野記念病院リハビリテーション科部長。2006年田中整形クリニック開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。